プーチン大統領の国民との直接対話2017
東京時間 20時 47分に更新
ロシア全国から、軍に勤務したいのに年齢制限ではねられたという苦情が寄せられている。
予備役の将校からの質問。シリアでロシア軍はどんな教訓を得たか?どんな見通しか?
東京時間 20時 41分に更新
プーチン大統領は、ガン患者であるダリアさんに同情し、自分の父親も誤診されていたが、何年も生きたと語った。
プーチン:最優先課題は、医療を受けやすくすること。ネットで登録して順番待ちできるように、システムを移行させねばならない。
東京時間 20時 29分に更新
トランプ大統領とコミー前FBI長官に関する質問。「ロシアゲート」についてどう思うか?
プーチン「ロシアが米大統領選に介入したという証拠はない。いつもながらのアメリカのプロパガンダだ。いつもながらの金の支出。これは我々の意識に影響しないだろうか?地球儀を手に取りまわしてみてほしい。そして任意の点に指をつけてみてほしい。まちがいなくそこには、米国の介入と利害がある」
「だから、そこには何も不思議なことはない。彼らは何をしたいのか?我々には、それについて自分の意見があり、自分の視点があり、それを示している。何の楽屋裏の戦いもない」
「長官の会話を特務機関の幹部が録音し、マスコミに漏らすとは奇妙な話だ。これでは、FBI長官とスノーデンは何の違いもないではないか?それなら、スノーデンは人権活動家だ。もしコミー元長官が望むなら、ロシアに政治亡命させる用意がある。彼がそれを知るといい」
東京時間 20時 25分に更新
米国関連の質問は続く。間もなく、トランプ大統領との会見とG20サミットがあるが、どんな問題で米国と協力していくのか?
答え:核不拡散、貧困対策、環境保護。
東京時間 20時 19分に更新
次に米アリゾナに関する質問。「私はロシアのファン。ロシアは敵ではないとどうやって米国人に分からせたらいいか?」
プーチン大統領は、ロシアもアメリカも関係が正常化することに関心があると、質問したアメリカ人をなぐさめた。
プーチン大統領は、アメリカを敵だとは考えないと言い、両国がともに連合国として戦ったことを想起させた。しかし、ロシア嫌いが増えているのは事実であり、これは、政争の激化の結果だとの考えを示した。
Global Look Press
東京時間 20時 16分に更新
博物館だったペテルブルクのイサアーク大聖堂をロシア正教会の管轄に移す問題。
プーチン大統領は、ロシアは世俗国家であり、そのように形成された。将来もそうであると述べた。しかし大統領は、聖堂が博物館ではなく聖堂として建てられたことを想起させた。
プーチン:ロシアには、宗教建築物の宗教組織への移管に関する法律がある。一方で、国際的な義務もある。文化遺産を他の所有に移してはならないという。矛盾があるわけだが、必ず解決する。
東京時間 20時 02分に更新
サンクトペテルブルクの造船所「バルト工場」から質問。造船所の職員が、北極の大陸棚の開発について質問した。
プーチン大統領は、バルト工場は、ロシアの造船業の旗艦工場の一つだと述べ、18世紀ロシアの万能の天才ロモノーソフの言葉をパラフレーズした。「ロシアの力と可能性は北極で伸びる」
さらに大統領はこう述べた。北極は最重要地域で、ロシアの将来を保障する。2050年までに炭化水素エネルギーの約30%がここで採掘されることになるだろう。すでに同地には、ロシアの大プロジェクトが多数あり、採掘が始まっている。だから、経済的観点から極めて重要である、と。
「だから我々はこの地域も守らねばならない。ミサイル、ロケットの打ち上げの管理もやはり北極が関わってくる」
「我々が以前それをやらなかったのは、それが重要でないからではない。できなかったから、放棄したに過ぎない。今我々はそこに戻ってきた。永遠にだと期待する」
東京時間 19時 51分に更新
有名な俳優、セルゲイ・ベズルコフは、ニコライ2世の愛人だったバレリーナを描いた映画「マチルダ」と、劇場「ゴーゴリ・センター」のスキャンダルについて質問した。文化と表現の自由はどうあるべきか?
大統領はこう答えた。自分は(「マチルダ」を製作した)ウチーチェリ監督を尊敬している。この件で、(ニコライ2世を崇拝しており、問題提起した)ポクロンスカヤ議員(元クリミア検事総長)と論争したくないと。誰も何も禁止しようとはしていないと大統領。
東京時間 19時 46分に更新
今度は、昨年12月に開港した、ロストフの新空港「プラートフ」から。質問は、ロシアのどこからでも、モスクワを経由しないと目的地に行けないこと。金と時間を浪費しなければならない、と。
プーチン大統領は、小型機が必要だと述べた。ロストフ・ナ・ドヌからソチまでボーイングで飛ぶわけにはいかない。そのための作業は進んでいると大統領。
東京時間 19時 42分に更新
ウクライナのポロシェンコ大統領が同国とEUの間のビザ撤廃にちなみ、19世紀の詩人ミハイル・レールモントフの詩「さらば、汚れたロシアよ」を引用したことについて、プーチン大統領は数分間にわたりコメントしたうえ、「ポロシェンコ大統領に答えたいところだが、やめておく」と述べた。
東京時間 19時 24分に更新
キエフから電話。私たちはウクライナに住んでいる。なぜあなたは我々を見捨てたのか?我々は対独戦勝記念日に「不滅の連隊」にも参加したが、ロシアのテレビは、我々はまとめてネガティブに伝えている。
プーチンは簡潔に答えた。我々はウクライナの内政に干渉しないようにしている。
東京時間 19時 12分に更新
例により、プーチン大統領の家族についても質問が出た。大統領によると、二人の娘はモスクワに住んでおり、孫はすでに幼稚園に通っている。大統領の「血筋のプリンス」としてではなく、普通の人間として育ってほしいと、大統領は言った。
また、最近二人目の孫が生まれたと、大統領は語った。
Global Look Press
東京時間 19時 07分に更新
プーチン「ロシアでの出生率は、今日欧州諸国には見られないテンポで伸びている」
東京時間 18時 55分に更新
次にエコロジー。モスクワ州バラシーハの巨大なゴミの山。宇宙から撮った写真にも写るほどで、5ヘクタールに達し、居住地に近づいていると、住民たちは言う。
プーチン「状況を明らかにしなければならない。誰が、50年以上もゴミが捨てられ続けている、ゴミの山の近くに家を建てるのを許可したのか?」
「モスクワ州、トゥーラ州、タタルスタン共和国の問題は、我々は知っている。ゴミ処理工場建設の決定がなされている」。これは日本の「日立」の技術を使ったものだと大統領は指摘した。大統領は、政府、知事とともに問題を解決すると約束した。
Global Look Press
東京時間 18時 43分に更新
一般市民に極東の土地1ヘクタールを無償提供するプログラムに、9万2千件の応募があり、2万7千件が承認されたと、プーチン大統領は述べた。
東京時間 18時 29分に更新
次の質問。対ロシア制裁は延長された。我々は制裁下で何十年もサバイバルできるか?
プーチン「ロシアの歴史の示すところでは、ロシアがしっかり自分の足で立って以来、我々は制裁下に生きてきた。これはロシア史全体で言えること。1917年の10月革命の前からそうだ。だから驚くべきことは何もない。米上院ではまた制裁を厳しくすべきとの問題が提起されている。何のために?何が起きたというのか?何もないところから起きている。これは政治的対立だと理解している。もし、クリミア編入がなければ、別の口実を探していたろう。制裁は影響しているか?している。全面的に影響しているか?そんなことはない」
「我々は意識を切り替え、石油に頼ることを止めねばならない」
東京時間 18時 25分に更新
これに対し市民から質問が出た。「消防員は生命の危険を冒しているのに、月給が140ドルなんてひどいではないか?郵便局員はたったの63ドル。いつになったら国民は危機の終わりを実感できるのか?」
大統領は「対策を講じる」と約束した。「もちろん、それは不当だ。私は政府に話した。政府は指示を受けている。来年1月から彼らの給料は(教師、看護婦、医師、消防員などの公務員の)は、昇給の年率を決める」
Global Look Press
東京時間 18時 18分に更新
「ロシアでは3つの四半期で、国内総生産の伸びが見られた。わずかだが、伸びている。4ヶ月で0.7%の成長だ。産業への投資は+2,3%。だから、良い途中経過だ」
「目標のインフレ年率4%を達成できるあらゆる根拠がそろっていると思う」。 このほか、2000年以来、幼児の死亡率が三分の一になった。母親のそれは4分の1に。これほどの改善のテンポは、たぶん世界のどこにもない。だから危機は克服されたと考えると大統領は述べた。
東京時間 18時 10分に更新
経済危機は終わったと理解してよいか?これが大統領への最初の質問。
「我々は客観的なデータに基づかなければならない。データは何を示しているか?ロシア経済のリセッションは克服され、我々は成長期に移行した」
専門家の予想では、主な質問は、社会問題、医療、保健、給料、教育などについてのもので、一部は来る選挙関連。
このイベントの前日、ドミトリー・ペスコフ大統領報道官は、160万件以上の質問が寄せられたと述べた。