ラグビーワールドカップ日本大会で、初のベスト8に進んだ日本代表は、今月20日に行われる優勝候補の一角、南アフリカとの準々決勝に向けて練習を再開しました。
ラグビーのワールドカップ(W杯)日本大会組織委員会は15日、東京都内で記者会見を開き、嶋津昭事務総長は台風に見舞われ、W杯史上初めて3試合が中止を余儀なくされた1次リーグを総括し、「大きな災害の中で、前半戦を終えることができたのは大変幸せなこと。ラグビーのファンの支えがあって、この大会を遂行できた」と語った。
台風19号の影響で、一部で運転の見合わせが続いている北陸新幹線は、運行できる区間が15日朝から拡大し、金沢方面への運行が再開された新潟県の上越妙高駅では、多くの人が利用する姿が見られました。
電力各社によると、台風19号による広域停電が、15日午前の段階で、約3万4千戸となった。最大で52万戸での停電となっていたが、93%で解消したことになる。停電が続いているカ所は、冠水や土砂崩れが主な原因となっており、全体の復旧めどが立つのは、それらが解消されてからとなるもようだ。
台風19号上陸前の12日午前に竜巻とみられる突風で全壊12棟を含む89棟の住宅被害が出た千葉県市原市。被害が大きかった同市永吉(ながよし)地区では15日も住民らが割れた瓦が散乱する中、壊れた家の片付けに追われた。
赤羽一嘉国土交通相は15日の閣議後記者会見で、台風19号で千曲川の堤防が決壊し、長野市にあるJR東日本の「長野新幹線車両センター」を含めた千曲川沿いの浸水した地域について、排水作業により「全体の浸水面積約950ヘクタールのうち約4割に当たる約400ヘクタールの範囲において浸水を解消した」と述べた。
ラグビーW杯日本大会組織委員会は15日、1次リーグ40試合の総観客動員が128万38人だったと発表した。1位は日本が史上初の8強進出を決めたスコットランド戦(13日、横浜市・日産スタジアム)の6万7666人で、2位がアイルランド-スコットランド(9月22日)の6万3731人、3位がB組屈指のカードだったニュージーランド-南アフリカ(同21日)の6万3649人で、収容人員の多い日産スタジアムの3試合が上位を占めた。
昨年6月に閉店した名古屋市の老舗百貨店「丸栄」が、所有している「栄町ビル」(同市中区)の再開発を巡り、入居するテナント10社に明け渡しを求めて名古屋地裁に提訴していたことが15日、分かった。
皇位継承に伴う重要祭祀(さいし)「大嘗祭(だいじょうさい)」で使う新米を納める「新穀供納(しんこくきょうのう)」の行事が15日、皇居・東御苑に建設中の大嘗宮(だいじょうきゅう)の一角で行われた。米を収穫した東日本の悠紀田(ゆきでん)(栃木県高根沢町)と西日本の主基田(すきでん)(京都府南丹市)それぞれの耕作者である大田主らが参列した。
久慈川の堤防が決壊し、多くの住宅が水につかった茨城県常陸大宮市富岡では、ボランティアの人たちも加わって被災した家の片付けが進められています。
政府系金融機関の日本政策金融公庫や商工中金などは、台風19号で被災した中小企業を対象に、特別な経営相談窓口を設置しました。
台風19号の影響は工場の生産にも広がっています。
先月の台風15号でゴルフ練習場のポールが倒壊し、周辺の住宅に被害が出た千葉県市原市の現場では15日、周辺にバリケードを設置するなど、撤去に向けた準備作業が始まりました。ポールの本格的な撤去作業は、月内にも始まる見通しだということです。
参議院予算委員会では台風19号についての質疑が集中して行われたあと、総括質疑が行われました。