2025年大阪万博こそ「昭和100年」を象徴するイベント……終わらない昭和を古市憲寿が考える
万博、五輪、宇宙に夢を託した昭和。世界の万博跡地、原発遊園地、核実験博物館など近代の夢の跡を辿り、終わらない昭和を考える一冊。
万博、五輪、宇宙に夢を託した昭和。世界の万博跡地、原発遊園地、核実験博物館など近代の夢の跡を辿り、終わらない昭和を考える一冊。
年末年始に「百人一首」のかるたをする……という人も、いまはあまり多くないかもしれません。しかし、ときには日本の古い文化にふれ、いまの自分たちのありようを規定している歴史の流れについて考えてみるのもよいものです。そんなときに最適な一冊が『百人一首がよくわかる』という本です。著者は、作家の橋本治さん。古典の現代語訳や解説でよく知られています。
植物にまつわる「謎」に専門家が答えてくれるのが日本植物生理学会WEBサイトの人気コーナー「植物Q&A」です。このたび、その中から厳選された60のQ&Aが1冊の本にまとまり、ブルーバックス『植物の謎 60のQ&Aから見える、強くて緻密な生きざま』として刊行されました! 今回は収録されたQ&Aの中から記憶に関するものをご紹介。早速見てみましょう。
ヨーロッパの外交界で「中国ウォッチャー」として名高い老外交官が来日。私は30年来の友人で、最近東京名物となっている「ガチ中華」で一献を共にした。ヨーロッパ諸国の中国専門の外交官というのは、一般に中国語以外にもアジア言語を習得する。彼の場合、ありがたいことに流暢な日本語を話す。
神格化される安倍晋三、聖地となったトランプタワー……。いま、世界中で静かに進行している「新しい愛国=国威発揚」の正体とは?戦後80年と昭和100年の節目を迎えようとしている今、私たちを愛国へと扇動する「新しいプロパガンダ」の真実を見極めるべく、歴史家・辻田真佐憲氏が現地を徹底取材します。※本記事は、12月6日発売の辻田真佐憲『ルポ国威発揚』から抜粋・編集したものです。
「事実は韓ドラより奇なり」――今月の韓国政治は、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領を巡る状況が、二転三転。前世紀末に国民が「民主」を闘い取った隣国で、実にダイナミックな権力闘争が展開されている。まず、12月3日からの状況を簡単に整理してみよう。
日本橋を出発点に、53の宿場を経て京都三条大橋を終着点とする東海道五十三次。その約490キロメートルにわたる長い旅路の上には、四季の変化に富んだ美しい国土、泰平無事の世の艶やかな賑わいが確かにあった。各宿場を舞台にした時代小説を解説しながら、江戸時代当時の自然・風俗を追体験する旅好きにはたまらない一冊『時代小説で旅する東海道五十三次』(岡村 直樹著)より一部抜粋してお届けする。
収納ケースなどのプラスチック製品や家電製品、生活用品、衛生用品、食品などを幅広く製造販売するアイリスオーヤマ。工場・物流拠点の一つである大河原工場(宮城県)では、最新鋭の「ケースコンベアシステム」を開発して倉庫から配送トラックへの荷積みの時間を大幅に短縮することに成功した。このシステムはいかにして完成したのか。同社が進める物流改革について探る。(前編/全2回)