人は死んだら「地獄」へ行く…中国の「死後」の世界、日本とこんなに違っていた!
中国の人びとのものの考え方は、儒教と道教に表れています。儒教では、「人間は死んだら、そういう人がいたという記録になる」だけ。道教は、「人間は死んだら、鬼になって、地獄に行く」と考えます。鬼は、死者ですが、死者として地獄で生きています。生きていたときの記憶や人格が備わっていて、肉体もある。人格(責任能力)があるから、罪を攻められる。肉体があるから、責め苦を受ける。つまり、生きている人間と同じです。日本とこんなに違っているんです。