「世界初」の追求がまだ見ぬ新技術を生む 次々と画期的新製品を世に送り出す住友ゴムの開発精神アクティブトレッド、センシングコア…技術部門トップ・村岡清繁氏が語る「先進性」実現の秘訣 - ニュース・経営
近年、タイヤの領域で新しい技術を次々と開発しているのが、「ダンロップ」や「ファルケン」といったタイヤブランドを展開する住友ゴム工業だ。同社は2024年10月、乾いた道路から雪道まで、あらゆる路面で走れるオールシーズンタイヤを発売した。この商品に使われているのが、同社の新技術「アクティブトレッド」である。それ以外にも、タイヤの摩耗状態や路面状況を検知する「センシングコア」の開発にも成功している。こうした新技術を生み出せる理由はどこにあるのか。技術部門を統括する住友ゴム工業 取締役 常務執行役員の村岡清繁氏に尋ねた。