高知脱線事故 “規制雨量でも様子見 常態化” 調査報告書公表
去年6月の大雨の際、高知県で土佐くろしお鉄道の列車が崩れた土砂に乗り上げて脱線した事故で、国の運輸安全委員会は調査報告書を公表しました。当時、運転中止の規制雨量に達していたにもかかわらず運転士に中止を通告せず、社内では、規制値に達してもすぐに規制せず様子を見て判断することが常態化していたとしています。
去年6月の大雨の際、高知県で土佐くろしお鉄道の列車が崩れた土砂に乗り上げて脱線した事故で、国の運輸安全委員会は調査報告書を公表しました。当時、運転中止の規制雨量に達していたにもかかわらず運転士に中止を通告せず、社内では、規制値に達してもすぐに規制せず様子を見て判断することが常態化していたとしています。
25日の東京外国為替市場ではドルを売って円を買う動きが広がり、円相場はおよそ2か月ぶりに一時、1ドル=152円台まで値上がりしています。市場では、日銀が金融政策の正常化を早めるのではないかという見方から日米の金利差の縮小が意識され、円を買う動きが強まっています。
山形県は真室川町を流れる真室川が25日午前9時に川ノ内観測所で氾濫危険水位に達したため、「氾濫危険情報」を出しました。県は自治体からの避難情報を確認するとともに安全確保を図るよう呼びかけています。
山形県は真室川町を流れる鮭川が、25日午前9時10分ごろに矢ノ沢観測所で氾濫危険水位に達したため、「氾濫危険情報」を出しました。県は自治体からの避難情報を確認するとともに安全確保を図るよう呼びかけています。
気象庁によりますと、▽山形県の酒田市南部付近では、レーダーによる解析で24日午前9時までの1時間におよそ100ミリの猛烈な雨が降ったとみられます。また、午前9時10分までの1時間に、▽山形県の遊佐町付近でおよそ110ミリ、▽酒田市北部付近でおよそ100ミリの猛烈な雨が降ったとみられます。災害が発生する危険が迫っていることから、気象庁は「記録的短時間大雨情報」を発表して安全を確保するよう、呼びかけています。
25日の東京株式市場、日経平均株価は一時、1000円以上、値下がりしています。24日のニューヨーク市場でナスダックの株価指数がことし最大の下落率となるなど株価が大幅に下落したことに加え、外国為替市場でおよそ2か月ぶりの円高水準となっています。こうしたことから、東京市場でも取り引き開始直後から半導体関連や自動車など輸出関連の銘柄を中心に売り注文が膨らんでいます。
パリオリンピックの開会式に先立って始まったサッカー男子の予選リーグで、ロシアの軍事侵攻を受けるウクライナが初出場を果たし、祖国の人たちを勇気づける勝利を目指しました。
アメリカ大統領選挙に向けた、バイデン大統領の後継の候補者選びを巡り、民主党は早ければ来月1日にオンラインで手続きを行い、候補者を正式に指名すると発表しました。これまでのところハリス副大統領が指名される見通しとなっています。
アメリカ大統領選挙からの撤退を表明したバイデン大統領は日本時間午前9時から、国民に向けて演説を行い、撤退を決めた理由について説明します。ホワイトハウスによりますと、バイデン氏は「新しい世代に引き継ぐことが前進する最善の方法だと決断した」などと述べて国民に理解を求める見通しです。
アメリカのトランプ前大統領が選挙集会の演説中に銃撃された事件で、FBIのレイ長官は、容疑者が事件を起こす前に、ケネディ元大統領の暗殺事件についてインターネットで調べていたと明らかにしました。
暖かく湿った空気の影響で、関東甲信越は25日も大気の状態が非常に不安定になる見込みで、急な激しい雨や落雷、竜巻などの激しい突風に十分注意が必要です。
24日のニューヨーク株式市場は、電気自動車メーカーやIT大手の決算の内容を受けて企業業績の先行きへの懸念が広がり、ハイテク関連銘柄の多いナスダックの株価指数が3%を超える大幅な下落となり、ことし最大の下落率を記録したほか、ダウ平均株価も500ドルを超える大幅な値下がりとなりました。
ガザ地区への攻撃を続けるイスラエルのネタニヤフ首相は24日、アメリカ議会で演説し「アメリカの迅速な軍事支援がガザ地区での戦闘終結を劇的に早める」としてイスラム組織ハマスの壊滅などに向けてアメリカからの軍事支援の強化を訴えました。
カナダの中央銀行は、インフレが和らいでいることから、先月に続いて2会合連続で政策金利を引き下げることを決めました。
会社員などが亡くなった際に配偶者らに支給される「遺族厚生年金」について、厚生労働省は、共働き世帯が増えたことなどから受け取る要件の男女差をなくし、現役世代で子どもがいない人の受給期間は、性別にかかわらず、5年間とする方向で検討に入りました。
バングラデシュでは、学生たちと治安部隊の衝突が続き、地元メディアはこれまでに少なくとも150人が死亡したと伝えています。現地では、抗議デモは沈静化に向かい、日本企業が工場を一部、再開させる動きも出ているものの、依然として緊迫した情勢が続いています。
物流業界で人手不足の深刻化が懸念される「2024年問題」に対応しようと、日用品や冷凍食品など業界ごとに企業が一体となって配送の効率化を進める動きが活発になっています。
ASEAN=東南アジア諸国連合と関係国による一連の外相会議が25日からラオスで始まり、戦闘が続くミャンマー情勢や、中国とフィリピンの間で対立が続く南シナ海の情勢などをめぐり議論が交わされる見通しです。
24日に行われたパリオリンピックのサッカー男子、予選リーグのアルゼンチンとモロッコの試合はアルゼンチンが後半のアディショナルタイムに同点ゴールをあげた直後、およそ2時間にわたって中断し、再開後に得点が取り消される異例の展開となりました。試合はそのまま終了し、アルゼンチンは1対2で敗れました。
柔道が盛んなフランスで開催されるパリオリンピックの開幕を前に、柔道男子のオリンピック金メダリスト、井上康生さんなど日本とフランスの柔道関係者が交流するイベントが開かれました。
南米のブラジル政府は25日、第2次世界大戦の直後に日本の移民やその子孫170人余りが刑務所で虐待を受けたとされていることなどについて、公式に謝罪するかどうか審議を行います。戦中・戦後の日本人に対する対応で公式な謝罪は行われておらず、誠実な対応を求める声が強まっています。