クレーンゲーム詐欺 主に旅行者を標的に「すぐに帰るのでトラブルになりにくいと…」と社員 大阪府警、3人送検
景品が取れないよう設定されたクレーンゲーム機をめぐる詐欺事件で、大阪府警に摘発された大阪市中央区のゲームセンターが、まず客がどこから来たのか尋ね、そのうえでゲームに勧誘するよう従業員に指導していたことが15日、捜査関係者への取材で分かった。接客マニュアルを作成していた社員の男(30)は「旅行者であればすぐに帰るのでトラブルになりにくいと思った」と供述。府警保安課は店側が観光客を狙って組織的に犯行を繰り返していたとみている。