寒い国であるドイツでは、夏よりも冬に電力需要が増える。太陽光の発電施設は多く、普段は太陽が照ると電気が余りがちだが、冬は陽があまり差さないので、ほとんど役に立たない。さらに不都合なことに、冬は凪が多いので風力発電まで止まってしまうことがある。
「リープフロッグ」という言葉をご存知だろうか。直訳すれば「蛙飛び」という意味になるのだが、ビジネスやテクノロジーの世界では、「ある分野で遅れていた国や地域が、その分野の最新手法を取り入れることで、一気に最前線へと躍り出ること」を意味する。アジアのフィンテックが各国で実現しようとしているのが、まさにこのリープフロッグだ。
歴史的な南北首脳会談が開かれ、朝鮮半島に世界の耳目が集中している。半世紀以上も緊張が続いた朝鮮半島情勢も雪解けに向かうのか、という期待と不安が入り混じった視線が朝鮮半島に注がれているのである。朝鮮戦争休戦から今年で65年。その間、南北間では数限りない小競り合い、衝突、ゲリラ戦などが繰り返されてきた。
北海道厚岸町に新設された蒸留所がウイスキーを初出荷した。2月末に約1万本の全国販売が始まり、既に品薄状態だ。小規模設備で造られた各地の「クラフトウイスキー」が話題となる中、原料の大麦や熟成用のたるを厚岸町産でまかなう構想もあり、地域活性化に期待が膨らむ。
日本マーケティング協会は26日、第10回日本マーケティング大賞にサントリー食品インターナショナルの「『CRAFT BOSS』~新しい働き方を捉えた市場開拓~」を選出した。
出版不況、読書時間ゼロ……そんな時代に本をどう売っていくのか? そもそもどのように認知してもらうのか? とくに若者に本を買ってもらうのは難題である。文藝春秋社は近年、千葉雅也『勉強の哲学』、尾崎世界観『苦汁200%』、藤崎彩織『ふたご』、シリーズ累計100万部を突破した阿部智里「八咫烏シリーズ」などを中心に、10〜20代に向けた施策を数多く打っている。同社プロモーション部長・田中裕士さんが解説する。
残りわずか2ヵ月というタイミングでの電撃的にヴァイッド・ハリルホジッチを解任した日本サッカー協会の判断は、二重三重に「愚行」のそしりを免れない。ハリルホジッチがいかに優れた監督か、じっくりと解説する。
最近、従来の紙巻きタバコに加えて、電子タバコ、加熱式タバコなどが相次いで売り出され、大変な人気である。いま、「新型タバコ」についてわかっていること、わかっていないことを整理したい。
知り合いの女性に対する性的暴行の罪に問われていたアメリカの人気コメディアン、ビル・コスビー被告に対し、裁判所の陪審は有罪の評決を言い渡し、セクハラの被害を告発する女性の動きが広がる中、著名人に出された最初の有罪の評決として、注目を集めています。
これは始まりに過ぎないと、モルガン・スタンレーのアナリストは言う。
4月17日から日米首脳会談が行われ、為替への言及といった最悪の事態は回避、「無難な結果」となった。米国で自由貿易の足場が弱まっており、「力によるグローバル化」のリスクが高まっている。「トランプ劇場」の背後には、今後の世界経済を危うくしかねない大きなうねりがある。
日本代表監督を電撃的に解任されたヴァイッド・ハリルホジッチは今日4月27日、会見に臨むと言われている。「私はゴミ箱に捨てられた」そう怒り心頭に発するハリルホジッチは、なにを語るのか——。彼には彼の言い分があるのだろう。解任のタイミングなど、同情的な声も集まるのは事実だ。では、改めてハリルJAPANとは何だったのか。ハリルホジッチが日本サッカーにもたらした功罪とは。
これほどメジャーリーグの試合中継が注目を浴びているのは、イチローのメジャー・デビューのとき以上かもしれない。二刀流で開幕から結果を出し続ける大谷翔平だが、160キロの速球やホームラン以上に目を奪われるのは、球場で心から楽しそうに過ごしている姿ではないだろうか。過去にメジャーに挑戦した日本人選手たちは、みな環境に慣れるまでに苦労したと言われているが、大谷は開幕早々から、チームのいじられキャラとしてすっかり馴染んでいるように見える。大谷の無邪気な性格もあるだろうが、エンゼルスOBの長谷川さんによれば、チームメイトに恵まれたことが大きいという。