新型コロナ 14都道府県の5指標7項目(9日時点)
政府の「新型コロナウイルス感染症対策分科会」は、感染状況を示す4つのステージのうちどのステージにあるか判断するための指標として「医療のひっ迫具合」、「療養者数」、「PCR検査の陽性率」、「新規感染者数」、「感染経路が不明な人の割合」の5つを示しています。このうち「医療のひっ迫具合」は「病床使用率」「入院率」「重症者用病床の使用率」の3つの項目があります。内閣官房のまとめによりますと、現在、緊急事態宣言が出ている4都府県と、今月12日以降、新たに対象となる愛知県と福岡県、それに、現在「まん延防止等重点措置」が適用されている道と県、14都道府県の9日時点のデータでは西日本を中心にいくつもの自治体で、最も深刻な「ステージ4」になる項目が多くなっています。なお、病床関連の指標については、自治体の中にはすぐに受け入れることができる「即応病床数」などをもとに、異なる値を公表しているところもあります。