夫婦の認知症は「うつる」と言われる…その深すぎる理由
「『誰だ、お前は。なんで俺の家にいるんだ。出ていけ!』、毎日のようにそう主人から怒鳴られました。『私はあなたの妻です』と必死に訴えても、逆上するばかり。ひどいときは体を押さえつけられて、何度も殴られました。体中が痣だらけになっても、じっと耐え続けてきたんです。
どんなに認知症が悪化しても、すんでのところで元気だったころの主人の笑顔が脳裏をよぎる。そのたびになんとか踏みとどまってきました」
「『誰だ、お前は。なんで俺の家にいるんだ。出ていけ!』、毎日のようにそう主人から怒鳴られました。『私はあなたの妻です』と必死に訴えても、逆上するばかり。ひどいときは体を押さえつけられて、何度も殴られました。体中が痣だらけになっても、じっと耐え続けてきたんです。
どんなに認知症が悪化しても、すんでのところで元気だったころの主人の笑顔が脳裏をよぎる。そのたびになんとか踏みとどまってきました」