人生は判断の連続だ。人間の脳は学習能力によってさまざまなデータを処理し、次に何をするか選択している。その能力を機械で再現するのが、人工知能に不可欠な「機械学習」という技術。入力データを経験や知識として活用し、機械が自ら学習する仕組みだ。
テニスの四大大会第2戦、全仏オープン最終日は5日、パリのローランギャロスで行われ、男子シングルス決勝で第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が第2シードのアンディ・マリー(英国)を3-6、6-1、6-2、6-4で破って初優勝し、史上8人目の四大大会全制覇を達成した。
サンケイスポーツ専属評論家の野村克也氏(80)が5日深夜放送のTBS系「S☆1」にVTR出演し、同日の巨人戦(東京ドーム)でプロ野球最速の163キロをマークした日本ハム・大谷翔平投手(21)に対し、初めて打者との二刀流にGOサインを出した。
任期満了に伴う沖縄県議選(定数48)は5日、投開票され、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設阻止を掲げる翁長雄志知事を支持する県政与党が告示前より議席を増やし、過半数を維持することが確実になった。自民、公明両党を中心とする非支持派が与党を過半数割れに追い込めるかが焦点だったが、元米兵が逮捕された女性遺体遺棄事件などで反基地感情が高まる中で、辺野古移設を容認する自民党に逆風となった。
【ベルリン=宮下日出男】スイスで5日、すべての住民に対して無条件に毎月、一定額を支給する「最低所得保障」(ベーシック・インカム)の導入をめぐる国民投票が行われ、暫定の開票結果によると、反対が76・9%で賛成23・1%を大きく上回り、否決された。ただ、欧州では新たな社会福祉のあり方の一つとして議論が広がっており、一石を投じそうだ。
中国共産党機関紙、人民日報系の環球時報(電子版)は5日、中国人民解放軍の孫建国連合参謀部副参謀長が4日にシンガポールで防衛省の三村亨防衛審議官と会談した際「日米両国が南シナ海でパトロール航行などを合同で実施すれば、中国側は黙っていない」と述べたと伝えた。
朝鮮半島西方の黄海で5日朝、違法操業目的で停泊していたとみられる中国漁船2隻を韓国漁船5隻がロープでつなぐなどして、近くの韓国領、延坪島(ヨンピョンド)に曳航(えいこう)した。韓国当局が中国船の船員11人を調べている。聯合ニュースが報じた。
5日午後6時ごろ、大阪府豊中市庄内幸町の市立第六中の校庭に、パトカーの追跡を受けていた軽乗用車が校門から侵入した。運転していた男は校庭に車を放置して校外に逃走したが、大阪府警の機動隊員が取り押さえ、建造物侵入の疑いで現行犯逮捕した。校庭に生徒はおらず、けが人などはなかった。
自民党と民進党は参院選(22日公示-7月10日投開票)で、改選数2以上の選挙区に複数の候補を擁立する動きを強めている。ただ身内同士がライバルとして競うことになり、深刻な軋轢が生じるケースも多い。改選4議席を競う神奈川選挙区はその象徴だ。
北海道七飯町で行方不明になり、6日後に保護されて入院中の小学2年、田野岡大和君(7)が、関係者に対し「僕が悪かった。お父さんの言うことを聞かなかったから」と話していることが5日、分かった。田野岡君の父貴之さん(44)が同時日、函館市内で報道陣の取材に応じた。
【リマ=中村将】南米ペルーで5日、大統領選の決選投票が実施された。アルベルト・フジモリ元大統領(77)の長女、ケイコ・フジモリ氏(41)と、元首相のクチンスキ氏(77)の対決。ケイコ氏が勝てば、同国初の女性大統領となり、再び日系人の大統領の誕生となるかも注目されている。