勤務していた児童クラブに侵入したとして、滋賀県警大津署は10日、建造物侵入の疑いで、大津市御殿浜、学童保育支援員、馬渡(もうたい)健太容疑者(29)を再逮捕した。「気に入った小学生の住所を入手し手紙を送りたかった」と容疑を認めているという。
三菱東京UFJ銀行の小山田隆頭取は10日、大阪銀行協会会長の就任会見で、国債入札で優遇措置を受けられる特別資格の返上について、「さまざまな観点から検討している」と表明した。同行トップが資格返上の検討を公式に言及したのは初めて。返上の是非や時期は「速やかに判断したい」と述べるにとどめた。
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設問題で、埋め立てを進めるための国の措置を不服とする沖縄県の申し出を審査している第三者機関「国地方係争処理委員会」は10日、8回目の会合を開き、県側が求めていた参考人の陳述と翁長雄志知事の審尋は行わないこととした。
10日午前10時40分ごろ、秋田県鹿角市十和田大湯の山林で、熊に襲われたとみられる女性の遺体が見つかった。秋田県警によると5月以降、付近では熊の襲撃が原因と推測される男性3人の遺体が発見されており、犠牲者は計4人となった。地元の猟友会は同日、ツキノワグマ1頭を射殺した。県警などは解体して関連を調べる。
松原正氏(まつばら・ただし=早稲田大名誉教授、英米文学)8日、胆管がんのため死去、86歳。葬儀・告別式は13日午前10時半、東京都西東京市ひばりが丘1の6の1、シティホールひばりケ丘で。喪主は妻、町子(まちこ)さん。
東日本大震災の犠牲者で身元が判明したものの、頭部が未発見のため死者に計上されていない人が171人に上ることが10日、警察庁や岩手、宮城、福島3県警への取材で分かった。警察庁が震災発生当時、頭部がある遺体のみを死者数として取り扱うとしていたことが要因だ。行方不明者から除外するかどうかの判断も3県警で分かれており、統計と実態にずれが生じている。
秋田、青森両県の県境で5月下旬以降、熊に襲われたとみられる死者が4人にのぼった。遺体が見つかった現場は同じ熊が移動できる範囲にあり、関係者は「同一個体の可能性が高い」と指摘する。一帯は草木や竹が密生して視界が悪く、猟銃で駆除するのも難しい地域で、専門家は現場近くには近づかないよう呼びかけている。
京都府警中京署は10日、京都市中京区内の70代女性が、現金500万円をだまし取られる特殊詐欺事件があったと発表した。