北九州 住宅に土砂流れ込み数人巻き込まれたか
警察によりますと、6日午前7時半すぎ、北九州市門司区奥田の住宅に土砂が流れ込んで数人が巻き込まれたと、近所の人から通報があったということです。これまでに1人が救助されましたが、ほかに数人が取り残されているという情報があり、消防などが救助活動を続けています。
警察によりますと、6日午前7時半すぎ、北九州市門司区奥田の住宅に土砂が流れ込んで数人が巻き込まれたと、近所の人から通報があったということです。これまでに1人が救助されましたが、ほかに数人が取り残されているという情報があり、消防などが救助活動を続けています。
長崎県佐世保市は、大雨の影響でがけ崩れや川が増水するおそれが高まっているとして、午前9時に宇久地域を除く市内全域に住む10万4540世帯、24万8286人に避難勧告を出しました。佐世保市は市内の公民館など26か所を避難所として開設するなどして安全な場所に避難するよう呼びかけています。
警察や消防などによりますと、大雨のため高松市屋島東町の住宅の裏山の斜面が崩れて住宅に流れ込み、家の中にいた80代の男性が打撲などのけがをしたということです。命に別状はないということです。同じ家にいた男性の妻は自力で逃げ出し、けがはないということです。
国土交通省武雄河川事務所によりますと、佐賀県唐津市の行合野地区を流れる徳須恵川の左岸で、コンクリートの堤防がおよそ150メートルにわたって崩壊しているということです。今のところ川の水はあふれておらず、周辺の住宅などに被害の情報は入っていないということです。
北九州市消防局によりますと、小倉北区や八幡西区など市内の各地で「車が水につかった」とか、「道路が水につかって腰の高さほどまできている」などといった通報が相次いでいるということです。現在、消防隊員が現場に向かっているということです。
北九州市は、土砂災害の危険性が高まっているとして、午前8時10分、戸畑区にある土砂災害特別警戒区域とその周辺の地域に住む人、合わせて388世帯、749人に避難指示を出して、直ちに避難するよう指示しています。
福岡県によりますと、飯塚市を流れる庄内川の勢田にある観測点で午前8時ごろ、川の水があふれる危険性が非常に高くなる「氾濫危険水位」を超えました。県は、洪水の危険性が高まっているとして厳重に警戒するよう呼びかけています。
福岡県によりますと、小倉南区を流れる紫川の桜橋にある観測所で午前8時10分ごろ、川の水があふれる危険性が非常に高くなる「氾濫危険水位」を超えました。県は、洪水の危険性が高まっているとして厳重に警戒するよう呼びかけています。
オウム真理教の元代表の麻原彰晃、本名・松本智津夫死刑囚(63)に死刑が執行されたことについて、地下鉄サリン事件で長女を亡くした岩田キヨエさんは「1つ心が安らぎました。ずっと、どうして娘が殺されなければならなかったのかと思ってきました。お墓参りしたときに報告したいと思います」と話していました。
地下鉄サリン事件で駅員の夫を亡くし、被害者の会の代表を務めている高橋シズヱさんは「高橋克也被告の裁判が終わってまもなく執行ということはわかっていたので、その時がきた、ということでしかないです。ただ、事件から23年以上経ってしまい、この執行を知ることなしに亡くなった夫の両親や、私のことを心配してくれていた私の両親にとっては残念だったと思います。遺族は真実を知りたいと思っていると思われているようですが、私は松本死刑囚からは真実を知りたいとは思っておりませんでしたので、やっと執行された、という思いです」と話しています。
北九州市は、八幡東区を流れる板櫃川があふれるおそれがあるとして、午前8時35分、流域とその周辺の322世帯681人に出していた避難勧告を避難指示に切り替えました。