大雨の影響で、四国地方では午前５時半現在、高知県内の989世帯、2203人に避難指示が出されているほか、四国４県の合わせて３万7714世帯、８万1072人に避難勧告が出ています。
前線の活動が活発な状態が続き、西日本や東日本では、７日にかけて雷を伴って１時間に80ミリの猛烈な雨が降るおそれがあります。さらに、本州付近に前線が停滞するため８日、日曜日ごろにかけて、猛烈な雨が断続的に降って広い範囲で記録的な大雨になるおそれがあります。
福岡県によりますと、糸島市を流れる一貴山川の小西橋観測点では、午前５時30分ごろ、氾濫の危険性が非常に高くなる「氾濫危険水位」に達したということです。県は安全を確保するよう注意を呼びかけています。
徳島県阿南市を流れる福井川は、午前５時半に、阿南市福井町大西の観測所で「氾濫危険水位」に達しました。徳島県は洪水の危険性が高まっているとして厳重に警戒するよう呼びかけています。