前線や湿った空気の影響で、西日本と東日本では大気の状態が不安定になり、9日未明、鹿児島県では局地的に猛烈な雨が降ったとみられ、気象庁は記録的短時間大雨情報を発表しました。前線が停滞するため、10日にかけて、広い範囲で非常に激しい雨が降るおそれがあり土砂災害などに警戒が必要です。
NTT東日本によりますと、今回の地震の影響で、北海道内では11の市と町の合わせて14の地域で、依然、一般の固定電話が一部または全域で通じない状態になっています。NTT東日本は、緊急の場合は携帯電話や近くの公衆電話などを利用するよう呼びかけています。
北海道で震度7の非常に激しい揺れを観測した地震から3日がたちました。大規模な土砂崩れが起きた厚真町では31人が死亡したほか今も3人の安否が分かっておらず、警察や消防、自衛隊はおよそ1800人の態勢で救助活動を続けています。
今回の地震で最も大きな被害を受けた北海道厚真町に近い苫小牧港の東港区では、8日から国土交通省の船が開放され、入浴や洗濯、給水の支援が行われています。
台風21号による被害で関西空港の機能が低下していることから、空港の運営会社は、暫定の措置として、大阪空港と神戸空港への1日70便の振り分けを検討していることを明らかにしました。
大相撲秋場所は9日、初日を迎え、8場所連続休場からの復活を目指す横綱 稀勢の里は、前頭筆頭の勢と対戦します。
アメリカで、車の燃料が切れて困っていたところを助けてくれたホームレスの男性への恩返しとして、4000万円以上の寄付金を集めた女性が、その一部を私的に流用していた疑いで警察の捜査を受け、物議を醸しています。
人口13億の巨大市場を持つインドに日本酒を売り込もうという催しが8日、首都ニューデリーで開かれ、日本から4つの蔵元が自慢の酒を持ち寄って、魅力をアピールしました。
憲法改正をめぐって、安倍総理大臣が次の国会に自民党の改正案を提出できるよう取り組む考えを示していることについて、公明党の山口代表は「憲法改正は重い手続きだ」と指摘したうえで、国会で合意形成をはかり、国民の十分な理解を得る必要があるとして、慎重に検討すべきだという考えを示しました。
IWC=国際捕鯨委員会の総会が10日からブラジルで始まります。日本は生息数が回復しているクジラを対象に、商業捕鯨の再開を認めるよう提案していますが、反捕鯨国は激しく反発していて、日本の提案に賛同が得られるかは不透明です。
地震の影響で北海道内のスーパーやコンビニで食品の品薄状態が続くなか、札幌市で、大学相撲部の学生たちが手作りの「ちゃんこ」を市民にふるまいました。
台風21号の影響でタンカーが衝突した関西空港と対岸を結ぶ連絡橋は、道路の橋桁が押し込まれただけでなく、その下を通る鉄道の線路もおよそ50センチ横にずれていたことが、橋を管理する会社の調査でわかりました。空港にアクセスする鉄道の復旧には、1か月程度かかる見通しです。
北朝鮮を訪問してキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長と会談した韓国の高官が、中国で外交を統括する共産党指導部のメンバーに会談の内容を説明し、双方は非核化の進め方などについて意見を交わしたとみられます。
北海道電力の真弓明彦社長は、8日の会見で、大規模な停電の要因となった「苫東厚真火力発電所」の復旧の見通しについて、詳細な点検が必要なため、当初説明していた1週間程度よりもさらに長期化する可能性があるという見方を示しました。
気象庁によりますと、鹿児島県南さつま市付近でレーダーによる解析で午前2時50分までの1時間におよそ120ミリの猛烈な雨が降ったとみられます。災害の危険が迫っていることから、気象庁は「記録的短時間大雨情報」を発表して安全を確保するよう呼びかけています。
今月6日、最大で震度7の揺れを観測する地震が起きた北海道では、その後も余震と見られる地震が相次いでいます。気象庁は、揺れの強かった地域では、はじめの地震から1週間ほどは最大で震度7程度の揺れの地震に十分注意するとともに、雨による土砂災害にも注意するよう呼びかけています。
北海道庁のまとめによりますと、今回の地震で避難を余儀なくされている人は、道内の19の市と町で合わせて4058人に上っています。