「給食を残した人は居残り!」「ご飯全部食べないとだめよ」「お野菜も食べなさい」「毎食米三合食え!」……誰もが似たような言葉を一度は耳にしたり、もしくは口にしたりしたことがあるのではないだろうか。口にする側の多くは、食育としてだったり、子どもの栄養状態を考えたり、スポーツするための体つくりを考えたりしてのものだろう。しかし、良かれと思って口にしているその言葉が、子どもたちを追い詰め、そこから心身の病を発症することも少なくないという。自ら他人と食事ができない「会食恐怖症」に長く苦しんだ山口健太さんが警鐘を鳴らす。
鮮烈なデビュー作『日蝕』で芥川賞を受賞してから20年、平野啓一郎が世に解き放った最新作『ある男』が版を重ねている。前作『マチネの終わりに』は大人の恋愛小説として20万部を突破し、映画化も決まった。読者が一向に広がらない純文学にあって、文学性とポピュラリティーを高い次元で両立させている作家の一人だ。
将来、空き家になる恐れのある「空き家予備軍」は、すでに戸建ての4戸に1戸に達している。実家を相続して、あなた自身が空き家を抱える可能性も大いにあるし、あなたの親族から知らぬ間に、「問題空き家」を押し付けられることさえある――そんな空き家リスクを回避するために、最新刊『老いた家 衰えぬ街』著者の野澤千絵氏が提言するのは、全国民が住まいを「終活」することである。
イギリスの欧州連合(EU)離脱をめぐる交渉が11月25日に決着した。両者は、離脱協定案などに合意し、イギリスが来年3月29日にEUを離脱し、少なくとも2020年12月まで現状変更を伴わない移行期間を設けることを取り決めた。
2016年、日本労働組合総連合会が全国の男女1,000名に対して行った調査によると、「もしも上司・同僚・部下がレズビアン・ゲイ・バイセクシュアルだったとしたら?」という質問に対して、65%の人が「嫌じゃない」、35%の人が「嫌だ」と答えた。実に3人に1人、100人の会社に例えると35人が同性愛者に嫌悪感を抱いていることになる。ではゲイだと社内で男性を襲うと思っているのだろうか?オープンリー・ゲイの歌人の鈴掛真さんがストレートに答える「ゲイと性」の話。
フランスで燃料税の引き上げに抗議するデモが相次ぐ中、マクロン政権は来年1月に予定していた引き上げを見合わせると発表しました。しかし、デモの参加者は抗議活動を続ける構えで、事態の沈静化につながるかどうかは予断を許さない状況です。
G20での米中関税戦争の休戦で、世界経済はひとまず危機に陥る危険を回避した。しかし、これで安心してはいけない。今度は欧州、アメリカ、そして日本のリスクがクローズアップされる番だ。アメリカは国債の暴落リスクが、日本は株式の暴落リスクが膨らんでいるのだ。
生活必需品の消費税率を低く抑える低所得者対策として導入される軽減税率。2019年10月の導入まで1年を切…
環太平洋地域生まれの食品や合法大麻など、多種多様なものからインスピレーションを受けている。
18カ月前、政治刷新と変革を求める草の根運動に支えられて誕生したフランスのエマニュエル・マクロン大統…
アメリカのポンペイオ国務長官はロシアに対して、60日以内にINF=中距離核ミサイル全廃条約を順守する対応をとらなければ、条約を正式に破棄する手続きを始めると明らかにし、対応を求めました。
アメリカがイランに対して「最強の制裁」として、原油の禁輸措置などに踏み切って1か月となります。イランのロウハニ大統領は、制裁への対決姿勢を強調しましたが、原油の輸出量は半分以下にまで落ち込み、経済への打撃となっています。
都心の駅の中にも、他の路線と接続しない行き止まりの駅がある。さらに延伸して他の路線と乗り換えができ…
トヨタ自動車は11月に上海で開催された「中国国際輸入博覧会」で、燃料電池車や自動運転車の中国生産に言…
地球温暖化対策の会議「COP24」で、国連の専門機関は「大気中の温室効果ガスを回収するなどしなければ、世界の平均気温の上昇は抑えられない」と指摘し、温室効果ガスの排出量を減らすだけではなく、植林などすでに大気中にある二酸化炭素を減らす対策を強化する必要があると指摘しました。