季刊『終活読本ソナエ』秋号(本体880円+税)が発売中。大特集は完全保存版「墓じまい」の手続き。改葬許可申請の方法、墓石撤去の費用、お骨の安置先などあまり知られていない段取りを徹底解説。お墓のプロが「30の悩み」に回答します。巻頭でフォーク歌手の泉谷しげるさんが独自の終活論、世代論を吐露。プロが指南する「心に響く弔電」、最期まで食事を続けるための「お口のケア&飲み込む力」、ジャニー喜多川さん、石原裕次郎さんに学ぶ「葬儀と供養」も。発行・産経新聞出版。
2019年の1年間で全国の介護サービス事業者の倒産件数(負債額1000万円以上)が111件に上り、過去最多だった17年に並んだことが、信用調査会社の東京商工リサーチのまとめで分かった。慢性的な介護現場の人手不足を背景に、小規模事業者の倒産が目立った。00年に介護保険制度が始まって以降、100件超は4年連続。
東京証券取引所が発表した2019年の投資家別株式売買状況によると、外国人投資家が2年連続の「売り越し」となり、売越額は7953億円だった。米中貿易摩擦で世界経済の先行きに不透明感が強まり、中国の景気減速の影響を受けやすい日本への投資に慎重姿勢が目立った。
阪神大震災が起きた1995年は、若者を中心に多くの人が全国から被災地に駆け付け、被災者を助けたことから「ボランティア元年」と呼ばれた。それから25年。ボランティア活動は、国民の意識の高まりやNPO法人の制度ができたことで社会に定着した。一方、昨年の台風の被災地では「ボランティアが足りない」という声が相次いだ。阪神大震災当時の活動を振り返り、現状と課題を検証する。