Новости за 21.01.2016

【ベルリン＝宮下日出男】欧州中央銀行（ＥＣＢ）のドラギ総裁は２１日、ドイツ・フランクフルトで開いた定例の理事会後の記者会見で、「金融政策の方針を見直す必要がある」と述べ、３月上旬に開催される次回理事会で追加的な金融緩和策に踏み切る可能性を強く示唆した。年明け以降の金融市場の混乱を放置すれば、市場の安定に役割が期待されるＥＣＢへの信認が揺らぐ恐れがあると判断したためだ。

【ロンドン＝岡部伸】ＦＳＢのリトビネンコ元中佐に関する報告書が発表されたことを受け、英外務省は駐英ロシア大使を呼び出すなど、ウクライナ危機以来の英露関係冷却化が避けられない情勢だ。

　長野県軽井沢町のスキーバス転落事故を受け、国土交通省関東運輸局と警視庁は２１日夜、東京都新宿区の路上でツアーバスの街頭監査と取り締まりを行った。

　２１日午後６時４０分ごろ、埼玉県川越市稲荷町の東武東上線の線路内で、同市の県立高校１年の男子生徒（１６）が新木場発川越市行き下り普通電車にひかれ、即死した。

　問題の発端となった千葉県白井市の建設会社が建つ土地では昭和５４年、建築廃材などの産業廃棄物の不法投棄が発覚していた。同県によると、道路工事が行われている今も、産業廃棄物は残ったままだという。

　都教育委員会は２１日、平成２８年度の都立高校推薦入試応募状況などを発表した。募集する全日制１６７校の募集人員９１０５人に対し、応募人員は２万７６１４人。応募倍率は３・０３倍と、前年度の３・１２倍から０・０９ポイント下がった。

　突如浮上した甘利明経済再生担当相の金銭授受疑惑をめぐり、与党は国会審議への影響に神経をとがらせている。今後は平成２８年度予算案や環太平洋戦略的経済連携協定（ＴＰＰ）の国会承認などが待ち受けるが、夏の参院選を控えて会期延長は困難なだけに、厳しい国会運営を迫られるからだ。一方、これまで与党に押され気味だった野党は、降ってわいた敵失を機に反転攻勢に転じる構えだ。