中国外務省は10日、張業遂筆頭次官が同日、北朝鮮の池在竜駐中国大使と会談し、核実験が「朝鮮半島の緊張を高めた」と抗議したことを明らかにした。会談場所は明らかにしていないが、外務省に呼び出したとみられる。
東日本大震災の津波で宮城県南三陸町の防災対策庁舎にいた町職員らが犠牲になったのは、避難指示が不適切だったのが原因として、一部遺族が業務上過失致死容疑で佐藤仁町長に対する告訴・告発状を宮城県警に近く提出し、受理される見通しであることが10日、捜査関係者への取材で分かった。県警は、佐藤町長の刑事責任の有無を慎重に捜査する。
小池百合子知事は今回の問題を受け、土壌汚染の専門家会議を改めて設置して安全性を確認する一方、庁内に新たな調査チームを作り、約850億円のコストや経緯などの精査を行うとした。豊洲移転の決断時期は、豊洲での地下水モニタリング調査の結果が出る来年1月以降としていたが、さらにずれ込む可能性が出てきた。
「米国が持つすべての能力を使ってわが国、そして日本を守る用意がある」 9日に稲田朋美防衛相と防衛省で会談したラッセル米国務次官補は、ゆっくりとした口調で確かめるように語った。
北朝鮮による5回目の核実験強行で、北朝鮮の核ミサイルが、日本国民にとり深刻な脅威となろうとしている。日本政府も、北朝鮮が弾道ミサイルに搭載するための核弾頭小型化を実現した可能性があると分析している。もし北の核ミサイルが弾道ミサイル防衛網を突破し、日本が広島、長崎に続く核の惨禍に見舞われたらどうなるのか。専守防衛の制約の下で自衛隊が取り得る対抗手段は極めて限定されているのが現状だ。
堀上謙氏(ほりがみ・けん=能楽評論家、「能楽ジャーナル」元編集長)10日、すい臓がんのため死去、85歳。東京都出身。葬儀・告別式は14日午前11時、東京都新宿区上落合3の4の12の最勝寺檀信徒会館で。喪主は長男、敦(あつし)氏。
日本の会社更生法にあたる法定管理を申請した韓国海運最大手、韓進(ハンジン)海運をめぐり、“女帝”の責任論が浮上している。財閥御曹司の夫人からいきなり海運会社トップに就いたが、業績を悪化させ、破綻に至る原因を作ったというのだ。事前に持ち株を売り抜けたことに対する批判も強まっている。
プロ野球の広島は10日、東京ドームで行われた巨人戦に6-4で勝利して25年ぶり7度目の優勝を決めた。就任2年目でチームを悲願の優勝に導いた緒方孝一監督は、優勝インタビューで「今シーズン、ずっと戦ってきた戦いが、今日もできました。本当に選手は頑張ってくれました」と選手をたたえ、広島ファンに32年ぶりの日本一を約束した。一問一答は以下の通り。
韓国の海運最大手、韓進(ハンジン)海運が経営破綻したばかりだが、2位の現代(ヒュンダイ)商船にも暗雲が立ちこめている。海運不況で赤字が続いており、このままでは来年上半期以降にも運転資金が枯渇する-と報じる韓国メディアもある。