築地市場(東京都中央区)の移転先となる豊洲市場(江東区)で都が土壌汚染対策に実施したとしていた4.5メートルの盛り土が行われていなかった問題で、都は16日、建物下の地下空洞を報道陣に初めて公開した。長い間、存在が公にされてこなかった地下空洞は、深いところで15センチ程度の水たまりができ、異臭も漂う空間だった。
従軍慰安婦問題の報道内容に疑義が生じたのに、朝日新聞社が長年検証してこなかったとして、読者ら482人が同社に1人1万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は16日、請求を棄却した。
国が勝訴した米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設をめぐる訴訟は16日、提訴から2カ月弱で判決が下されたが、主張は出尽くし、県側の論理破綻が際立った。福岡高裁が県側の主張を一切受け入れなかったのはそのためだ。辺野古移設と不可分の基地負担軽減策でも翁長雄志知事の言動は矛盾をきたしており、就任以来最大の窮地に追い込まれた。
沖縄県の翁長雄志知事は「確定判決には従う」と明言しており、最高裁で敗訴すれば埋め立て承認取り消しを撤回する。ただ、辺野古移設工事の設計変更などでは知事権限を行使して抵抗する構えで、代執行訴訟の取り下げと手続きの仕切り直しで、国と合意した和解条項から逃れることに躍起だ。
イタリア政府などによると、同国の首相、大統領を歴任したカルロ・アゼリョ・チャンピ氏が16日、ローマの病院で死去した。95歳だった。長く病気を患い、最近になって体調が悪化し入院していた。
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