与党の改選過半数、確実 参院選序盤情勢 改憲勢力維持か
産経新聞社は5日、全国の総支局などを通じ、参院選(改選124議席、21日投開票)の序盤情勢を探った。自民、公明両党の獲得議席は、安倍晋三首相(自民党総裁)が目標とする非改選70議席を含めた参院全体の過半数維持に必要な53議席を上回り、改選過半数の63議席を超えるのも確実な情勢だ。憲法改正に前向きな勢力で国会発議要件を満たす3分の2(164議席)の維持をうかがう。
産経新聞社は5日、全国の総支局などを通じ、参院選(改選124議席、21日投開票)の序盤情勢を探った。自民、公明両党の獲得議席は、安倍晋三首相(自民党総裁)が目標とする非改選70議席を含めた参院全体の過半数維持に必要な53議席を上回り、改選過半数の63議席を超えるのも確実な情勢だ。憲法改正に前向きな勢力で国会発議要件を満たす3分の2(164議席)の維持をうかがう。
外傷などをきっかけに激しい頭痛やめまいを引き起こす「脳脊髄液減少症」について、厚生労働省の研究班は5日、研究に基づく診療指針を秋にも公表すると発表した。同症は未解明な点も多く、患者が正確な診断を受けられないケースがあるとされる。指針では、所見が確認された磁気共鳴画像装置(MRI)の画像の例を示し、読影経験の少ない医師にも理解を深めたい考えだ。
安倍晋三首相(自民党総裁)は、参院選(21日投開票)の勝敗ラインについて(非改選を含めて与党で)過半数の123議席としている。われわれはそれより一歩でも二歩でも前へ行くことを目標に努力したい。十分に達成しうると自信を持っている。幹事長としては「公認候補全員当選」という意気込みで戦いを進めていきたい。
【シンガポール=森浩】アフガニスタン駐留米軍の撤退に向け、米国とイスラム原理主義勢力タリバンの協議が進んでいる。6月末からの7度目の和平協議では具体的な撤退時期について交渉が行われているもようだ。米国は9月までの合意を目指しており、「米国最長の戦争」であるアフガン戦争に終止符を打ちたい考えだが、撤退後は治安状況のいっそうの不安定化が懸念され、アフガン国内では不安の声も上がる。
イランが7日以降、米欧などと結んだ核合意に反してウラン濃縮度を高めると警告した。低濃縮ウランの貯蔵量が合意の規定を超えたことも明らかにした。
5日午後、埼玉県所沢市で中学2年の男子生徒が同級生の男子生徒に上半身を刃物で刺され、病院に運ばれたが意識不明の重体となった。捜査関係者への取材で分かった。
J1横浜Mは5日、所属する元日本代表MF天野純(27)が、昨季はベルギー1部リーグで戦ったロケレンに来年6月30日までの期限付きで移籍すると発表した。天野はチームを通じ「チャレンジしなかったら一生後悔する」とのコメントを出した。
参院選の公示2日目となった5日、与野党幹部は勝敗のカギを握る改選1人区を中心に舌戦を繰り広げた。与党は安全保障政策などで主張が異なるにもかかわらず、32全ての1人区で候補者を一本化した野党を批判。野党は政府の経済政策などの転換を訴えた。
梅雨を吹き飛ばす爽快な快音が夜空に響いた。阪神は1-1の六回、糸井が勝ち越しの2点二塁打を放って、白星をたぐり寄せた。
避難勧告や避難指示の判断には、人工知能(AI)を活用する動きも広がっている。
5日午後2時55分ごろ、京都府宇治市槙島町吹前の市道で、同府城陽市の男子高校生(17)が倒れているのを近くにいた男性が発見した。男子高校生は左後頭部を骨折するなど重傷を負ったが、命に別条はないという。男性が発見した際に、近くに乗用車が止まっていたことなどから、京都府警宇治署は道交法違反(ひき逃げ)などの疑いで捜査している。
国際サッカー連盟(FIFA)のインファンティノ会長は5日、女子ワールドカップ(W杯)を開催中のフランス・リヨンで記者会見し、同大会の出場チーム数を現行の24から32に増やす意向を明らかにした。次の2023年大会から適用したい考えで、理事会に諮るとした。
将棋の高校生プロ、藤井聡太七段(16)は5日、大阪市の関西将棋会館で指された八大タイトル戦の第32期竜王戦決勝トーナメント3回戦で前王将の久保利明九段(43)を破り、4回戦に進出した。23日、豊島将之三冠(29)と対戦する。
西日本豪雨で最初の大雨特別警報が出てから6日で1年。被害が大きかった岡山、広島、愛媛の3県では、今なお自宅に戻れない被災者も多い。被災者からは今回の参院選での復興に向けた政策論争や、生活支援を求める声が聞かれた。
大阪府守口市内の実家に大麻を所持していたとして、京都府警は5日、大麻取締法違反容疑で京都府警巡査、梅北亘容疑者(23)=京都市伏見区=を現行犯逮捕したと発表した。「自分が吸うために所持していた」と容疑を認めているという。
今年創始1150年を迎える京都・祇園祭で、前祭(さきまつり)の山鉾(やまほこ)巡行(17日)の先頭を進む長刀(なぎなた)鉾の稚児が5日、京都市下京区の長刀鉾町会所で巡行の際に舞う「太平の舞」と呼ばれる稚児舞を披露した。
淡々と、着実に、アウトを一つ一つ、積み重ねた。巨人先発の山口は鋭く落ちるフォークボールやカーブを有効に使い、8回を2安打2失点。リーグ単独トップの9勝目を挙げた。132球の力投を「何が何でも勝つつもりで投げた。気持ちいい」と振り返った。
テニスのウィンブルドン選手権第5日は5日、ロンドン郊外のオールイングランド・クラブで行われ、女子ダブルス2回戦で2017年大会4強の二宮真琴(橋本総業)レナタ・ボラコバ(チェコ)組は段瑩瑩、鄭賽賽組(中国)に7-5、4-6、1-6で敗れた。
ロッテは八回に西武のバッテリーミス(暴投)で同点とし、1死二、三塁から、井上が中前へ勝ち越しの2点適時打を放った。「みんながつないでくれた。何とかしたいと食らい付いた」。執念が勝利を呼び込んだ。
与野党は参院選にタレントやスポーツ選手ら著名人の新人候補を次々と擁立した。知名度を生かして若者を中心に無党派層の票を掘り起こす狙いがあり、今回は立憲民主党が特に力を入れている。
(パ・リーグ、ロッテ4-2西武、12回戦、西武6勝5敗1分、5日、ゾゾマリン)待望の復帰だ。ロッテの角中勝也外野手(32)がこの日、1軍に合流。「6番・左翼」で即スタメン出場し、五回の第2打席で安打を放つなど、4打席1安打3出塁でチームに貢献した。
(パ・リーグ、ロッテ4-2西武、西武6勝5敗1分)ロッテの二木康太投手(23)が5日、西武12回戦(ZOZOマリン)に先発。8回3安打2失点の好投で、チームトップの6勝目を手にした。
自民党の石破茂元幹事長は5日、10月に消費税率が10%に引き上げられた後の増税の是非に関し、社会保障政策と絡めて検討すべきだとの考えを示した。東京都内の会合で「10年間で高齢化が進む。どのように医療や介護を支えるのか議論が必要だ」と述べた。安倍晋三首相が10年間は増税不要とした発言に異議を唱えた格好だ。