６日のニューヨーク株式市場は、アメリカと中国の貿易をめぐる非難の応酬がエスカレートすることへの懸念から幅広い銘柄に売り注文が集まり、ダウ平均株価は、一時７００ドル以上下落しました。
およそ５０年前、東京にある順天堂大学の附属の医院で生まれたばかりの赤ちゃんが取り違えられた可能性の極めて高いことがわかりました。大学は一方の当事者からの申し出でわかったとし、もう一方の当事者には、平穏な生活を乱すおそれがあるとして伝えない方針だということです。
北朝鮮に拉致された可能性が排除できないとされる行方不明者の家族らがオランダの国際刑事裁判所に行っていた、キム・ジョンウン（金正恩）朝鮮労働党委員長に対する捜査の申し立てについて、国際刑事裁判所が、捜査を始める要件に該当しないと判断したことがわかりました。
【カイロ＝佐藤貴生】パレスチナ自治区ガザで６日、イスラエルに対する大規模な抗議デモがあり、中東の衛星テレビ局アルジャジーラはガザ保健当局の情報として、イスラエル軍の発砲で少なくともパレスチナ人４人が死亡、７８０人以上が負傷したと伝えた。ガザにおける大規模デモは３月３０日に始まり、当初からの死亡者は２０人を超した。
北朝鮮に拉致された可能性が否定できない「特定失踪者」と拉致被害者の家族らが、被害者を帰国させないのは「人道に対する罪」だとして、金（キム）正（ジョン）恩（ウン）朝鮮労働党委員長らの責任追及や捜査の可否判断などを求めた申し立てを、オランダ・ハーグの国際刑事裁判所（ＩＣＣ）が７日までに退けていたことが分かった。
【カイロ＝佐藤貴生】シリア人権監視団（英国）によると、シリアのアサド政権軍が反体制派からの奪還を進める首都ダマスカス近郊・東グータ地区で６日、ロシア軍機とみられる航空機が空爆を再開し、少なくとも市民４人が死亡、約２５人が負傷した。同地区に残る最後の武装勢力「イスラム軍」が、同地区からの退去に向けて政権の後ろ盾のロシアと進めていた交渉が決裂した可能性がある。
ロシア連邦軍参謀本部情報総局（ＧＲＵ）のセルゲイ・スクリパリ元大佐（６６）と娘のユリアさん（３３）が神経剤で襲撃され重体となった事件で、スクリパリ氏の入院先の病院は６日、同氏が「もはや重体ではなく、治療が功を奏して急速に改善している」との声明を発表した。ロイター通信が報じた。退院の見通しなどは不明。ユリアさんも５日、英警察を通じ「１週間ほど前に意識が回復し、日々良くなっている」との声明を発表した。