高齢者多く土砂撤去進まず「１日も早く助けを」広島 坂町
これまでに９人が死亡、２人の安否がわからなくなっている広島県坂町では、倒壊した家屋や川に転落した車など土砂災害の爪痕がそのまま残されています。断水が続いている地区もあり、住民は「高齢者が多い地域で人手が足りない。１日も早く助けがほしい」と訴えています。
これまでに９人が死亡、２人の安否がわからなくなっている広島県坂町では、倒壊した家屋や川に転落した車など土砂災害の爪痕がそのまま残されています。断水が続いている地区もあり、住民は「高齢者が多い地域で人手が足りない。１日も早く助けがほしい」と訴えています。
神戸市は、土砂災害の危険性が低くなったとして、12日午前11時半、北区山田町小部字南山に出していた避難指示のうち、合わせて７世帯19人について解除しました。兵庫県内では、引き続き、神戸市内の７つの区の合わせて258世帯、505人に避難指示が出ています。
西日本を中心とした記録的な豪雨で、中国や四国地方では線路に土砂が流れ込むなど鉄道の被害が相次いでいます。利用客が多い山陽線をはじめ１か月以上運転の見合わせが続く路線もあるなど大きな影響がでています。
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西日本豪雨による交通への影響も続いています。
今回の豪雨による土砂災害で大きな被害が出た広島県坂町小屋浦で、砂防ダムが決壊し、壁の部分がほぼなくなっていることがわかりました。
ＪＲ福島駅前では、東京オリンピックの聖火リレーが福島県からスタートすることを知らせる新聞の号外が配られ、県民からは、震災と原発事故からの復興を世界に発信する機会になるといった声が聞かれました。
今回の記録的な豪雨で、岡山県内では浸水の被害を受けた建物はこれまでに県内全体で合わせて１万4300棟余りにのぼり、このうち広い範囲で浸水した倉敷市真備町ではおよそ4600棟で被害が確認されています。
豪雨によって大量の土砂が住宅地に流れ込んだ広島県呉市天応西条では、地域の人たちが土砂の撤去作業を続けていますが、断水の影響でまだ水が供給されてない所も多く、撤去がなかなか進まない状況です。