死者が14府県で200人を超え、約6千人が避難生活を余儀なくされている西日本豪雨で、ベンチャー企業も被災地への支援に動き出した。ウェブサイトでの募金活動や、試作品販売で得た収益の寄付など、それぞれの持ち味を生かす。各社とも共通するのは、「少しでも被災地の役に立ちたい」との思いだ。
岡山県内では今回の記録的な豪雨でこれまでに59人の死亡が確認されました。岡山県はこのうち身元の確認ができ遺族の同意などを得られた52人について、13日、名前を公表しました。地名は亡くなった場所ではなく住所です。
NHKが各地の警察や消防を取材してまとめたところ、今回の記録的な豪雨で、これまでに広島、岡山、愛媛を中心に全国で193人が死亡し、5人が心肺停止の状態になっているほか、47人の安否が不明となっています。
今回の豪雨災害で、ため池が決壊したことなどを受けて、広島県が、比較的規模の大きいおよそ500か所のため池を緊急に点検した結果、20か所で堤防ののり面が崩れるなどの被害が確認されました。