【マーケット トレンド】長期金利 新発10年債、0.030%近辺で推移
債券市場は、長期金利の指標となる新発10年国債の利回りが0.030%近辺で推移しそうだ。前週は、日米両国で株式相場が大幅に下落し、相対的に安全な資産とされる国債を買う動きが広まり、利回りは一時0.010%と約1年3カ月ぶりの水準に下がった。年末年始は、欧米のクリスマス休暇もあって市場参加者が減るとみられ、もみ合いとなりそうだ。ただ、株価下落に歯止めがかからなければ、長期金利が一段と低下する可能性もある。
債券市場は、長期金利の指標となる新発10年国債の利回りが0.030%近辺で推移しそうだ。前週は、日米両国で株式相場が大幅に下落し、相対的に安全な資産とされる国債を買う動きが広まり、利回りは一時0.010%と約1年3カ月ぶりの水準に下がった。年末年始は、欧米のクリスマス休暇もあって市場参加者が減るとみられ、もみ合いとなりそうだ。ただ、株価下落に歯止めがかからなければ、長期金利が一段と低下する可能性もある。
政府は、東京一極集中是正の一環として、地域経済の中心を担う「中枢中核都市」を選定した。対象となった市の多くは国の支援による活性化効果に期待を膨らませる。だが周辺自治体からは、中枢中核都市に人口が吸い上げられると懸念する声も上がっており、地域の新たな軋轢(あつれき)につながる可能性もはらむ。