28日、香港の株式市場は、香港をめぐって中国とアメリカの対立がさらに深まるとの懸念などから、代表的な株価指数「ハンセン指数」の終値が27日より下落し、中国の全人代=全国人民代表大会の開幕前の今月21日に比べるとおよそ4.7%の大幅な下落となりました。
韓国では、ソウル近郊の物流センターで新型コロナウイルスの集団感染が発生したことを受け、27日、新たに確認された感染者は、26日のおよそ2倍にあたる79人となりました。韓国政府は、首都圏の公共施設を来月14日まで閉鎖するなど対応を強化すると発表しました。
新型コロナウイルス対策で店舗での「飛まつ防止シート」の導入が進んでいますが、先月、大阪のショッピングセンターで、客が買おうとしたライターを試しに点火したところ、レジカウンターに設置されたシートに誤って燃え移る事故が起きていたことがわかりました。消防は、大きな火災になるおそれがあったとして注意を呼びかけています。
大阪府は、いわゆるクラスターが発生した接待を伴う飲食店やライブハウス、スポーツクラブなどの施設に継続していた休業要請を、感染予防のガイドラインの順守などを条件に、来月1日に解除することを決めました。これによって、大阪府内の施設や店舗に出されていた休業要請は、すべて解除されることになりました。
新年会の参加者などが新型コロナウイルスに感染した屋形船が、感染を防ぐ対策をとって、28日から営業を再開させました。
神奈川県内では、28日、新型コロナウイルスへの感染が確認されていた3人の死亡と、男女合わせて8人の新たな感染が発表されました。
群馬県藤岡市は6月1日、新型コロナウイルス感染の第2波、第3波などにも対応するため、発熱患者と一般患者を分けて医療機関のリスクを抑える発熱外来「藤岡多野発熱センター」を公立藤岡総合病院(同市)内の駐車場に開設する。
埼玉県は、新型コロナウイルスへの感染が確認された80代の男性が27日に死亡したと発表しました。
中原弘道氏(なかはら・ひろみち=日本放射化学会初代会長、東京都立大名誉教授)が26日、心不全のため死去、83歳。葬儀・告別式は近親者のみで行う。喪主は長男、毅彦(たけひこ)氏。
新型コロナウイルス感染拡大の第2波に備えて、新潟県は、感染の疑いがある人を診察する「診察外来」と、検体採取を行う「PCR検査センター」を一体化した施設を新潟市内に6月1日開設する。診察と検体採取をワンストップで行うことにより、診療の効率化と検査能力の拡充を図る。地域の自治体と医師会が連携してこうした施設を開設するのは全国的にも珍しいという。
新型コロナウイルスによる経済への影響が深刻になる中、政府は今月の月例経済報告で、景気の現状について「急速な悪化が続いており、極めて厳しい状況にある」という判断を示しました。およそ11年ぶりに「悪化」の表現を用いた先月の判断と同じ厳しい景気認識となっています。
新型コロナウイルスの影響で夏の全国高校野球が中止となったことを受けて、新潟県高校野球連盟は県独自の大会を開催する方向で検討していることを明らかにしました。
福岡県の小川知事は、北九州市で新型コロナウイルスの感染確認が続いていることを受けて、北九州市民に対し不要不急の外出自粛を呼びかけました。また、キャバレーなどへの休業要請を今月末で解除するかどうか、北九州市も含めて県内一律に29日に判断する考えを示しました。
中国の全人代=全国人民代表大会は、最終日の28日、香港で反政府的な動きを取り締まる「国家安全法制」を導入することを決めました。香港では、中国の統制が強化され、高度な自治を認めた「一国二制度」が崩壊しかねないとして、抗議活動がさらに激しくなることも予想されます。
新潟県高校野球連盟(富樫信浩会長)は28日夕、独自の試合を開催する方向で検討を進めていることを明らかにした。地方大会のような形ではないといい、試合の規模ややり方などを今後検討していくという。
男子テニスで世界ランク3位のD・ティームは27日にインスタグラムで、ユーロスポーツのライブ配信で女子元世界ランク7位のB・シェットと対談したと発表した。