コロナで社会貢献債3.4倍 19年度発行額 医療・雇用下支えに活用
新型コロナウイルスの世界的流行を受け、医療の充実や公衆衛生の向上、景気悪化時の雇用維持など、特定の社会課題の解決に使途を限定した「ソーシャルボンド(社会貢献債)」に市場の関心が高まっている。SMBC日興証券によると、日本の企業や政府系機関によって2019年度に発行された金額は前年度の3.4倍の約5000億円と大幅に増えた。
新型コロナウイルスの世界的流行を受け、医療の充実や公衆衛生の向上、景気悪化時の雇用維持など、特定の社会課題の解決に使途を限定した「ソーシャルボンド(社会貢献債)」に市場の関心が高まっている。SMBC日興証券によると、日本の企業や政府系機関によって2019年度に発行された金額は前年度の3.4倍の約5000億円と大幅に増えた。