統合したばかりの韓国2大体育団体が人事案件でいきなりミソ…リオ五輪は大丈夫?
韓国スポーツ界を統括する2大体育団体が統合し、3月21日に新たな体育団体として発足した。高齢化に伴う競技人口の弱体化を回避し、企業に依存した体質の改善を目的に1年をかけて協議が続けられた。その過程で国際オリンピック委員会(IOC)は韓国政府が体育団体の統合に過度に介入し、自治権を侵害する要素がないかを確認に乗り出すなど発足は難航した。いざ組織が船出しても、事務次長人事で平昌五輪組織委員会の強い反発を招き、人事を一時棚上げするという不手際が生じた。スタッフ内にも統合に伴う不満がくすぶる状況とか。SBSは、こんな不都合ぶりではリオデジャネイロ五輪にも否定的な影響を与えることは「火を見るよりも明らかだ」と危惧するほどだ。