【主張】憲法公布70年 日本のかたち示す改正を 「9条」先送りの暇などない
日本国憲法の公布から70年がたった。中国や北朝鮮の動向は、自分の国を守れるかという課題を日本人に突き付け、憲法と現実との乖離(かいり)を顕在化させている。
日本国憲法の公布から70年がたった。中国や北朝鮮の動向は、自分の国を守れるかという課題を日本人に突き付け、憲法と現実との乖離(かいり)を顕在化させている。
3日午前0時半ごろ、東京都中野区中野の住宅で、首から血を流している30代前後とみられる女性を警視庁中野署員が発見した。女性は病院に搬送されたが、意識不明の重体とみられ、中野署は女性が事件に巻き込まれた可能性もあるとみて調べている。
インタファクス通信などによると、国際人権団体アムネスティ・インターナショナルのモスクワ事務所が2日朝、モスクワ市当局により封鎖された。鍵が取り換えられ、電気も止められたほか、市当局者の同行なしに内部に入ることを許可しないとの張り紙もあったという。市側は家賃の支払いをめぐり「重大な違反」があったと指摘しているが、アムネスティ側は否定している。アムネスティはロシアの人権状況を繰り返し批判しており、当局が圧力をかけた可能性もある。
【北京=西見由章】中国共産党は2日、10月下旬に開かれた第18期中央委員会第6回総会(6中総会)で採択した、党の政治原則や規律を定めた新たな「準則」と「監督条例」の全文を公表した。新準則は「極めて少数の高級幹部が徒党を組み、権力を奪い取ろうとする政治的な陰謀があった」と危機感を示し、党内での派閥結成を禁止するなど、6中総会で習近平総書記を「核心」と位置づけた党中央への権力集中が際立つ内容となった。
フィリピンのドゥテルテ大統領は2日の演説で、同国の麻薬犯罪対策における人権侵害を懸念して約2万6千丁の自動小銃売却計画を中止した米国に対し「このサルどもは、われわれが買おうとしていた銃をもう売りたくないのだそうだ。ばかげている」と悪態をついた。
妊婦から採取した血液で胎児の異常を調べる新型出生前診断について、指針に反して無認定で実施している医療機関があるとして、日本医師会(日医)などの5団体は2日、日本産科婦人科学会(日産婦)の指針を守るよう呼びかけ、無認定での検査の中止を求める共同声明を発表した。少なくとも全国の3カ所のクリニックが無認定で検査を行っているという。
【ソウル=桜井紀雄】北朝鮮が新型中距離弾道ミサイル「ムスダン」(射程2500~4千キロ)を発射する準備を進めていると米韓メディアが相次ぎ報じた。