築地市場(東京都中央区)の移転先となる豊洲市場(江東区)について、都が稼働した場合の年間の維持管理費を約76億5800万円と試算していることが12日、都への取材で分かった。築地の維持管理費の約4・9倍となり、小池百合子知事は削減する意向。豊洲の経営、会計の検討を担う外部有識者の市場問題プロジェクトチーム(PT)は、事業者の施設使用料の値上げや都民の新たな負担を避けるためとして、コスト圧縮に向けて精査する方針を固めた。
台湾で対中政策を主管する大陸委員会は12日、ニューヨークの国連本部で11日開かれた国連関連の会合で、台湾からの出席者が中国の妨害で入場できなかったと明らかにし、「台湾人の感情を傷つけた」と批判した。台湾の中央通信社が伝えた。
「いろいろありすぎてよく覚えていない」。小久保監督が試合後に発した言葉が、オランダ代表との4時間近い死闘を物語っていた。初めて体験する延長戦でのタイブレークを制し、サヨナラ勝利を収めた日本代表。それでも、4カ月後に迫った第4回WBCに向けて不安が残る、後味の悪い白星となった。
12日午後、秋田県大仙市の秋田自動車道上り線で乗用車2台が正面衝突し、片方の車に乗っていて死亡したいずれも大学生の菊地光さん(22)=秋田県由利本荘市石脇尾花沢=と、大木涼夏さん(19)はいずれも秋田大医学部の学生であることが12日、捜査関係者の話で分かった。
12日午後5時25分ごろ、川崎市川崎区塩浜のアパート2階に住む職業不詳、天野健一さん(54)と、母親の民子さん(79)が部屋で血を流して倒れていると、1階に住む民子さんの弟(77)が110番通報した。
米オバマ政権が環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)発効に不可欠な議会承認の年内獲得を断念したことで、アジア太平洋地域で覇権を握ろうとする中国の影響力が強まる恐れが出てきた。トランプ次期大統領が翻意しなければ発効は絶望的になり、各国の米国離れも加速。日本は通商政策に加え、安全保障でも痛手を被ることになる。
「全身全霊をかけて訴えてきた。今はただ、生きてめぐみちゃんに会いたい」 横田めぐみさん(52)=拉致当時(13)=の母、早紀江さん(80)は、静かに語る。北朝鮮が拉致を認める前から、夫の滋さん(83)とともに救出活動の先頭で走り続けてきた。「めぐみちゃんや、1人でも多くの方が元気に帰ってくることだけが願いだった」。帰国はいまだかなわず、非道な拉致から39年が、たとうとしている。
また高齢者の運転による重大事故が発生した。東京都立川市の病院駐車場で12日、2人が死亡した事故。高齢者ドライバーによる悲劇が相次いでいるが、「生活の足」を失うことを避けるため、免許返納制度は浸透しているとは言い難い。繰り返される事故を防ぐ有効な打開策は見いだせていないのが現状だ。
新潟市で横田めぐみさん(52)=拉致当時(13)=が北朝鮮に連れ去られてから、15日で39年となる。解決への糸口が見えない中、父の滋さん(83)と母の早紀江さん(80)は早期帰国へ向けた日本政府の取り組みに望みをかけている。
茨城県土浦市のファミリーレストランで、男女2人が全身にやけどを負った事件で、死亡したイラン国籍、ダストギリ・ハサン容疑者(52)が東京入国管理局に難民申請中であることが12日、捜査関係者の話で分かった。
電車で高校1年の女子生徒(16)の下半身を触ったとして、県警は県迷惑行為防止条例違反の疑いで、横浜市立菊名小教諭、宮野憲一郎容疑者(44)=横浜市泉区新橋町=を現行犯逮捕した。