中国・武漢発の新型コロナウイルスの国内感染の拡大を受けて、改正新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく緊急事態宣言が現実味を帯びてきた。
新型コロナウイルスの感染拡大による企業の資金繰り難は、9月までに解消する-。日本銀行が3月16日に決めた追加の金融緩和策の内容から、こんな見方が浮上している。企業が資金調達のために発行する社債やコマーシャルペーパー(CP)の買い入れ増といった企業の資金繰り支援を、日銀が今年9月末までの時限措置としたからだ。一方、金融市場の混乱に対応するために決めた上場投資信託(ETF)の購入枠の倍増は、「当面」として時限措置としなかった。期限を使い分けた日銀の意図は何か。
京都産業大の学生に関連した新型コロナウイルスの感染者数は、京都市によると31日午後で1府8県の計31人となった。職員が感染した京都府井手町は役場を閉庁し、消毒を実施。感染者が確認されたほかの自治体では濃厚接触者らの検査を急ぐなど、対応に追われた。
シネコン大手のTOHOシネマズは31日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて埼玉、東京、神奈川の全17劇場で実施していた、週末の営業休止と平日午後8時以降開始の上映取りやめの措置を、当初予定していた4月2日から、9日まで延期すると発表した。
埼玉県で31日、男女15人の新型コロナウイルス感染が新たに判明した。県とさいたま市、川口市、越谷市がそれぞれ発表した。
TBSは31日、派遣契約している60代の男性スタッフが新型コロナウイルスに感染したと発表した。またNHKも同日、関連会社「NHKテクノロジーズ」(東京)の40代の男性社員がPCR検査を受け、陽性反応が出たと発表した。
将棋の高校生棋士、藤井聡太七段(17)は31日、大阪市福島区の関西将棋会館で行われた第91期ヒューリック杯棋聖戦(産経新聞社主催)の決勝トーナメント準々決勝で、菅井竜也八段(27)を146手で破り、準決勝に進出。初のタイトル挑戦まであと2勝に近づいた。
内閣府は31日、青少年のインターネット利用環境に関する令和元年度の実態調査結果の速報を発表した。平日1日当たりの高校生の平均利用時間は平成30年度より31分増えて4時間8分だった。中学生は12分増えて2時間56分、小学生は11分増の2時間9分だった。
山梨県は31日夜、新たに甲府市丸の内の居酒屋「三ツ星マート甲府駅前店」に勤める20代男性の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。30日に感染が確認された同僚の20代女性の発症後は同じ時間帯に勤務していなかったという。
茨城県警は昨年の県内遺失物取り扱い状況を発表した。拾得された現金は総額約3億2500万円に上り、一度に4000万円の現金が届けられたケースもあった。また、ドクターフィッシュやカミツキガメといった珍しい動物も「落とし物」として届けられていることが分かった。
東京消防庁は31日、部下への不適切な指示で職場環境を悪化させたなどとして、牛込消防署(東京都新宿区)の前署長の男性消防監(56)を戒告の懲戒処分にした。前署長は同日付で依願退職した。昨年12月に自殺を図って死亡したとみられる同署消防係長の男性消防司令(47)がパワハラを受けていたと投書があり同庁が調査していた。
高知県と高知市は31日、同市の70代女性と、高知県警宿毛署の40代男性警察官の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。いずれも軽症。県警は感染防止のため、署の立ち入りを規制した。県内の感染確認は計17人となった。
京都大は31日、iPS細胞研究所の機密書類を無断でスキャンしたなどとして、研究所の50代の女性非常勤職員を懲戒解雇処分にした。