新型コロナウイルス感染症の急速な拡大を踏まえ、安倍晋三首相が近く、新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく緊急事態宣言を発令するか判断する。首相は6日に有識者らの意見を聴取し検討する。発令されれば、対象地域の各知事は法的な裏付けを得て、住民に不要不急の外出自粛を要請したり、学校休校などを求めることができる。
新型コロナウイルスへの感染を避けようと、市民を対象に自宅に居ながらスマートフォンやパソコンを使った「オンライン医療相談」を千葉県いすみ市が始めた。市が相談費用を助成する全国でも珍しい取り組みだ。2月27日から開始したが、市民の利用はまだないという。同市を含む夷隅郡市(他に勝浦市、大多喜、御宿両町)で5日までに感染が確認されていないことなどが背景にあるようだ。市は全国で感染拡大が続いており、この医療相談を継続する。
東京ディズニーリゾート(TDR、千葉県浦安市)の“玄関口”となっているJR京葉線の舞浜駅ホーム上の混雑緩和策として、JR東日本が今月中旬から、ホームを1・5倍にする延伸工事を始める。新しくなるホームの使用開始は2年後の春を予定している。
警視庁は5日、武蔵野署刑事組織犯罪対策課の男性巡査長(33)=東京都東大和市=が新型コロナウイルスに感染したと明らかにした。接触が疑われる署員や接触した警視庁関係者ら計73人を休ませる措置を取る。73人に症状を訴える者はいない。警視庁は武蔵野署に約30人の応援部隊を派遣し、業務や治安維持に支障がない体制を整えた。
国内では5日、新たに359人の新型コロナウイルス感染が確認され、感染者はクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客乗員、チャーター機による帰国者を含め4563人になった。感染者が300人を上回ったのは3日連続。
群馬県の山本一太知事は5日、自身のツイッターで、県が同日、新型コロナウイルスのPCR検査を行っていなかったことを明らかにし、「ご心配されている県民の皆様に率直におわびします」と謝罪した。今後検査や受診相談の体制を強化すると明らかにした。
大阪府は5日、新たに21人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。感染経路が不明だったのは15人。府内での感染確認は408人になった。
スペイン保健省は5日、新型コロナウイルスによる国内の死者は1万2418人となったと発表した。前日の集計から674人の増加。感染確認者は約6千人増えて13万759人となった。1日の増加数はいずれも3日連続で前日に比べ減少した。
高齢者の運転免許証の自主返納が進む中、喫緊の課題となるのが返納後の高齢者の「生活の足」の確保だ。解決に向けて自動車を活用した取り組みを支援しようと、トヨタ自動車が設立したトヨタ・モビリティ基金は、全国29件への助成事業を始めた。事業終了後もビジネスモデルとして継続可能とされた取り組みは、中山間地や郊外での参考になりそうだ。
任期満了に伴う徳島市長選は5日投開票され、無所属新人のまちづくり団体代表、内藤佐和子氏(36)が、無所属現職の遠藤彰良氏(64)を破り、初当選を果たした。全国市長会によると、歴代最年少の女性市長となる。投票率は38・88%。
名古屋市は5日、新型コロナウイルス感染が判明していた市内の高齢の男性が死亡し、新たに20~30代の男女4人の感染を確認したと発表した。市や愛知県警によると、20代の男女2人は県警の警察官。県内の死者は20人目で、感染者は224人となった。
滋賀県は5日、複数の新型コロナウイルス感染者が出ている同県草津市の電子部品製造会社「ニチコン草津」で、新たに同市在住の40代女性従業員の感染を確認したと明らかにした。症状は軽い。県内での感染確認は18人となった。
新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、各競技団体が強化拠点とする東京都北区のナショナルトレーニングセンター(NTC)と国立スポーツ科学センター(JISS)で、水際対策を強化している。各施設の入り口に体温を計測するためのサーモグラフィーを設置し、各競技団体には、ナショナルチーム単位での施設の利用を控えるように要請。あの手この手で強化拠点としての役割維持に取り組んでいる。
東京都は5日、新たに143人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。1日当たりの確認数として最多を更新した。感染経路をたどれない人は92人。都内の感染者は2日連続で3桁を記録しており、累計では1千人を超えて1033人となった。
4日午後5時20分ごろ、妙義山から下山中の群馬県安中市磯部のしんきゅう師、間瀬泰男さん(71)が登山道から足を滑らせ、約10メートル下の麻苧(あさお)の滝に転落した。連絡を受けた妻が安中署に通報し、同署と消防、地元山岳会が捜索、同日夜、発見・収容したが、腰椎破裂骨折の重傷を負った。
長野県の東御市長選が5日、告示された。立候補したのは、新人で元市議の若林幹雄氏(70)と、4選を目指す現職の花岡利夫氏(69)=ともに無所属=の2氏。投開票は12日に行われる。
任期満了に伴う佐渡市長選が5日、告示された。再選を目指す現職の三浦基裕氏(63)と、いずれも新人で行政書士の後藤浩昌氏(59)、元市総合政策課長の渡辺竜五氏(55)、元副市長の藤木則夫氏(64)、元市議の宇治沙耶花氏(38)の無所属5人が立候補を届け出た。投開票は12日。
1990年代のフジテレビ系子供向け番組「ウゴウゴルーガ」のルーガちゃん役で人気を博したタレントの小出由華(35)が5日、自身のインスタグラムを更新。第2子を出産したことを報告した。「この度元気な赤ちゃんが誕生したことをご報告致します。おかげさまで母子共に健康に過ごしております」と伝え、「無事に生まれてきてくれた赤ちゃんを抱いたとき喜びと感謝の気持ちで胸がいっぱいになったとともに 母としての責任をさらに強く感じました。桜が綺麗に咲く中新たに家族が加わったことで、我が家にもパッと花が咲いたかのようです。命の尊さを大切にし、これからも全力で子供達を守っていこうと思います」と誓った。