【主張】急速な感染拡大 強い危機感を政策で示せ 「Go To」の一部停止も
新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない。低温低湿の冬場に深刻化することは、当初から懸念されていた。しかも本格的な冬の到来はこれからだ。政府も国民も一層の警戒を必要とする。
新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない。低温低湿の冬場に深刻化することは、当初から懸念されていた。しかも本格的な冬の到来はこれからだ。政府も国民も一層の警戒を必要とする。
生まれて間もない双子の男児の遺体を自宅に遺棄したとして、熊本県警芦北署は19日、死体遺棄容疑で、ベトナム国籍の技能実習生、レー・ティ・トゥイ・リン容疑者(21)=芦北町田浦=を逮捕した。双子の死因は不明で、同署は経緯を調べる。
海上自衛隊が19日に「くまの」と命名した新しいタイプの護衛艦「FFM」は、乗員を約90人に絞り込み、徹底して省人化を図ったのが特徴だ。海自はなり手不足という深刻な課題に直面する一方、艦艇数という主要な指標で中国に水をあけられており、護衛艦の増勢は急務だ。FFMはそうした2つの課題解決の鍵となる護衛艦だが、海自はここにきて3つ目の課題に直面しようとしている。
第62回日本レコード大賞の事務局は19日、LiSAさんの歌う「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」の主題歌「炎」などが大賞候補である優秀作品賞になったと発表した。
広島は19日、来季のコーチングスタッフを発表した。今季限りでヤクルトの外野守備走塁コーチを退任した河田雄祐氏(52)が新1軍ヘッドコーチとして4年ぶりに復帰。永川2軍投手コーチと玉木2軍内野守備走塁コーチが1軍の同職に昇格する。
第62回日本レコード大賞の審査会が行われ、大賞候補となる優秀作品賞10作品などが19日、発表された。
兵庫県尼崎市で今月、特定抗争指定暴力団の山口組と神戸山口組の抗争とみられる発砲事件が相次いだことから、兵庫県警は19日、抗争を抑止するため、同市などに「特別暴力団対策隊」(特暴隊)を投入した。捜査関係者への取材で分かった。
修学旅行中の児童が乗った船が漂流物と衝突、沈没した事故を受け、香川県坂出市教育委員会は19日、市教育会館で記者会見した。乗船していた市立川津小学校の白川豊浩校長は「児童らは海に飛び込み、励まし合って救助を待った」と緊迫した状況を振り返った。
国内で19日、新型コロナウイルスの新規感染者2385人と死者21人が報告された。2千人超えは2日連続。過去最多は8都道府県で北海道266人、千葉106人、東京534人、愛知219人、大阪338人、兵庫130人、和歌山15人、山口18人だった。
大阪市の松井一郎市長は19日の記者会見で、大阪都構想の住民投票前に市財政局が出したコスト試算をめぐる一連の不祥事について「市長として(職員と)信頼関係を作れなかった僕の責任でもある。反省しなければならない」と述べた。
群馬県と前橋市が、同市の敷島エリアについて50年後を見据えた整備指針の策定に乗り出すことが19日、わかった。県と市で合同検討チームを設置し、今年度内にグランドデザインをまとめる。スタジアムや公園などスポーツと自然に親しむ県内随一の同エリアを、民間活力の導入も視野に一体的な開発を進め、地域の魅力を高めるのが狙い。
18日に行われたサッカーJ3で、今季のJ2昇格を目指す藤枝はホームで沼津に1-0で勝ち、“静岡ダービー”を制した。2連勝とし、勝ち点を40とした。2位長野が敗れて同49のままで、残り6試合で勝ち点差は9になった。今季のJ2昇格は秋田が優勝で決めており、残り1枠となった。
連合が来年の春闘方針案で従業員の基本給を一律に引き上げるベースアップ(ベア)を2%程度とすることを統一要求として打ち出したのは、新型コロナウイルス禍で各企業の業績が異なる中でも、社会運動として「賃上げの旗は降ろせない」(神津里季生会長)事情がある。統一要求を掲げなければ、企業ごとの交渉となり、業績の苦しい企業ではより一層厳しい交渉を強いられることになりかねないからだ。
18日は「ギネス世界記録の日」。日本の「階段王」として知られる東京都青梅市の渡辺良治さん(36)が東京スカイツリー(墨田区)で、「最も速い1マイル階段垂直登り」のギネス世界記録に挑んだ。
群馬県などは19日、計20人の新型コロナウイルス感染が新たに確認されたと発表した。このうち桐生市の飲食店で9人の集団感染が分かり、県はクラスター(感染者集団)が発生したとして濃厚接触者の把握など積極的疫学調査乗り出した。
千葉県内では19日、新型コロナウイルスに感染し入院していた1人の死亡と、106人の感染が確認された。1日当たりの感染者数が100人を超えたのは初めてで、過去最多となった。足もとの感染者増加傾向について森田健作知事は同日、「大変厳しい状況」との認識を示し、対策の強化を打ち出した。会食時に仕切りがないテーブルでの同席を原則4人以下に限ることを要請するほか、患者向けに確保する病床数を増やす。
新型コロナウイルスの新規感染者は今月に入って全国的に急増し、厚生労働省の集計では17日までの1週間で1万642人に上り、前週の7083人から1・5倍に拡大している。重症患者も同日時点で276人となり、第2波のピーク(8月23日、259人)を上回っている。