楽天の田中将が１２日、３日ぶりにブルペンで投球練習を行い、３度目で最多の７３球を投じた。２１歳の石原のミットを目がけて高めの直球とスプリットのコンビネーションを念入りに投げ込んだ。クイックモーションや二塁走者を見る動作を挟むなど、今月中に予定される実戦登板に向けて調整の段階を進めた印象だ。
日本野球機構（ＮＰＢ）は１２日、昨季の新型コロナウイルスへの対応を取りまとめた「ＮＰＢ２０２０年シーズン総括」を公式サイトで公開した。プロ野球関係者で陽性となったのは選手２２人、コーチ２人を含む３９人だった。
自民党の石破茂元幹事長は１２日のＢＳ－ＴＢＳ番組で、菅義偉首相の長男らによる総務省幹部接待問題をめぐり、長男が勤務する放送事業会社への便宜供与はなかったと政府が明らかにする必要があると訴えた。「令和３年度予算案の衆院通過までに、行政のゆがみがなかったことを解明すべきだ」と強調した。
東京五輪・パラリンピック組織委員会は森喜朗会長の辞任表明を受け、新たな会長の人選のための「候補者検討委員会」の設置を決めた。森会長の女性蔑視と受け取れる発言の引責辞任を受けての後任選び。五輪開幕まで半年を切る中、コロナ禍でかじをとる組織のトップを担う資質のある人物を、スピードと透明性のプロセスの中で選ぶことが求められることになった。
東京五輪・パラリンピック組織委員会の新会長就任に前向きな姿勢を見せていた日本サッカー協会元会長の川淵三郎氏は１２日、評議員会と理事会の合同懇談会後に取材に応じ、「完全に白紙に戻し、（会長の後任を）辞退させていただきます」と会長就任を辞退することを明かした。
東京五輪・パラリンピック組織委員会の新会長就任に意欲を見せていた川淵三郎氏は１２日夜、合同懇談会後に取材に応じ「僕の対応が悪かった。全てのことに対して責任を取って辞退宣言させていただいた」と語った。
東京五輪・パラリンピック組織委員会の武藤敏郎事務総長の主な質疑応答は次の通り。
東京五輪・パラリンピック組織委員会は１２日、森喜朗会長の女性蔑視発言後、１１日までに大会ボランティア約７４０人が辞退したと明らかにした。森氏が不適切な発言について謝罪した４日以降に辞退した人の数を、理由を問わず集計した。８日時点では約３９０人だった。組織委は「大会運営に問題がないよう進めていく」としている。
東京五輪・パラリンピック組織委員会の会長辞任を表明した森喜朗氏が、国際オリンピック委員会（ＩＯＣ）のバッハ会長から、森氏と並ぶ女性の共同会長を置くことを提案されていたことが１２日、分かった。女性蔑視発言で批判にさらされる森氏への「助け舟」だったとみられるが、森氏は提案を固辞した。関係者が明らかにした。
日本体操協会は１２日、オンラインの常務理事会で新体操個人の東京五輪代表選考基準を決めた。５月の代表選考会（高崎アリーナ）の結果と日本が２枠目の五輪出場枠を獲得できるかどうかに応じて、皆川夏穂、大岩千未来（ともにイオン）喜田純鈴（エンジェルＲＧ・カガワ日中）の中から選ぶ。
米製薬大手ファイザーの新型コロナウイルスワクチンをめぐっては、痛みやだるさなどの副反応が疑われる事例の発生頻度は高い傾向があるが、深刻なものは少ない。いよいよ日本国内でも医療従事者の接種が始まるのを前に、複雑な気持ちを抱えながらも、積極的に接種したいと考える高齢者や妊婦らもいる。
日本ハム春季キャンプ（１２日、名護）今季から先発に再転向する金子が、ブルペンで真っすぐを中心に１１９球を投げた。「１２０球でもよかったんですが、せっかくなので」と自らの背番号（１９）に球数を合わせた。昨季は自ら希望して中継ぎに挑戦し、３４試合の登板で１勝３敗、防御率５・１１。３７歳右腕は「例年よりも、球数が増えている」と順調な調整ぶりを口にした。
ＤｅＮＡ春季キャンプ（１２日、宜野湾）三浦新監督が１３日に中日との練習試合（北谷）で就任後初の対外試合に臨む。オーダーは１番が高卒７年目の関根、２番が巨人から人的補償で加入した田中俊。右手の平の張りを訴えている主砲・佐野に代わり、高卒５年目の細川を「４番・左翼」に抜てきする。
政府は１２日、新型コロナウイルス感染症対策本部（本部長・菅義偉首相）を官邸で開き、コロナ対策の基本的対処方針を改定した。１３日に施行される改正新型コロナ対策特別措置法を反映させたほか、経済支援策を拡充した。今月中旬のワクチン接種開始も明記。１０都府県で発令されている緊急事態宣言の部分解除は見送り、首相は「今は緊張感を持って効果の見え始めた対策をしっかり続け、入院者・重症者を減少させることが必要だ」と理解を求めた。
女性蔑視ととれる発言で批判を浴びて辞任を表明した東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長の後継人事をめぐり、国民民主党の榛葉賀津也幹事長は１２日の記者会見で「女性がふさわしいという声がある」と問われ、「女性でも男性でも良い」と強調、個人の資質を重視すべきだとの考えを示した。
中華圏は１２日、旧暦の正月にあたる春節を迎えた。通常なら中国が帰省客でごった返す時期だが、今年は新型コロナウイルスの感染再拡大を警戒する当局が帰省自粛を呼びかけており、鉄道駅の利用者は例年より大幅に少ない。台湾でも恒例のイベントが相次いで中止になったが、そんな中でホテルは超満員といい、一風変わった春節となった。