MRJ、火力発電、トルコ原発…三菱重工、売上高5兆円達成へ3つの課題
三菱重工が2020年度までの中期経営計画で、連結売上高を17年度より1兆円超増やし5兆円に引き上げる強気の計画をぶち上げた。宮永社長は、手持ちの受注が多く、買収戦略も駆使することで実現できると強調するが、17年度までの3年間の計画では、掲げた5兆円の売上高目標が大幅な未達になった経緯もある。計画実現に向けては、3つの課題の克服が大きな鍵を握りそうだ。
三菱重工が2020年度までの中期経営計画で、連結売上高を17年度より1兆円超増やし5兆円に引き上げる強気の計画をぶち上げた。宮永社長は、手持ちの受注が多く、買収戦略も駆使することで実現できると強調するが、17年度までの3年間の計画では、掲げた5兆円の売上高目標が大幅な未達になった経緯もある。計画実現に向けては、3つの課題の克服が大きな鍵を握りそうだ。
今回の劇的な「板門店宣言」が出る1週間前、筆者は韓国の西海にある最北端の島、ペクリョン島に降り立った。西海5島と呼ばれる国境の島々の1つだ。これまで天安哨戒艦の撃沈をはじめ、ヨンピョン島爆撃など、西海5島には南北の軍事的衝突がたびたび起こり、韓半島の火薬庫と言われてきた。
三菱重工業は8日、開発が遅れている国産初のジェット旅客機「三菱リージョナルジェット(MRJ)」をめぐり、債務超過に陥った子会社の三菱航空機(愛知県豊山町)に今年度中に資本増強を行う方針を明らかにした。同日発表した2019年3月期から3カ年の新中期経営計画に明記し、宮永俊一社長が「開発・販売体制の抜本強化に私の責任で取り組む」と強調した。
富士フイルムホールディングス(HD)による米事務機器大手ゼロックスの買収をめぐり、買収に反対するゼロックス大株主の米著名投資家、カール・アイカーン氏らが、富士フイルムから有利な条件を引きだそうと揺さぶりをかけている。大株主と妥協点を見いだせなければゼロックスの臨時株主総会で委任状争奪戦に発展する可能性もあるだけに富士フイルムは今後、難しい判断を迫られそうだ。
独居高齢者をどのように支援するか――。我が国が抱える深刻な課題だ。2015年の65歳以上の独居高齢者は、男性約192万人・女性約400万人だ。高齢者人口に占める割合は男性13.3%・女性21.1%。2025年には男性約229万人・女性約471万人、2035年には男性約260万人・女性約501万人と推定されている。
武田薬品工業による欧州医薬品大手シャイアーの巨額買収は、会社の命運を分ける大きな賭けだ。武田以外にも、日本企業は成長市場の取り込みや国際競争力の飛躍を目指し、海外企業に買収を仕掛けてきた。だが巨額のM&A(企業の合併・買収)は、財務体質の悪化などのリスクを克服できなければ、大きな損失につながるもろ刃の剣になる恐れもある。
トヨタ自動車は9日、2018年3月期決算の開示を東京株式市場の取引時間中に行う。上場企業の7割超が午後3時以降と、取引終了後の発表が慣例化しているが、機関決定から発表までの時間差が「適時開示」の原則に合わないことや、決算内容を踏まえた東証での売買が翌営業日になるという問題点も指摘される。トヨタの開示時刻変更を受けて今後、取引時間中の発表が増える可能性もある。
シャープは8日、スマートフォンの新製品「アクオス アール2」を今夏発売すると発表した。2つのカメラで動画と静止画を同時に撮影し、人の笑顔などを人工知能(AI)が感知して静止画のシャッターを自動で切るという世界初の機能を搭載。映像の性能に磨きをかけ、国内シェア4割を握る米アップルの「アイフォーン」を追撃する。
米ホワイトハウスのサンダース大統領報道官は7日、中国の習近平国家主席の経済ブレーンである劉鶴副首相が来週ワシントンを訪れ、米側と再び貿易問題で協議することを明らかにした。
ことし3月に行われた香港議会の補欠選挙で立候補を無効とされた、中国に批判的な民主派政党の幹部を務める女子大学生は、選挙結果が妥当かどうか裁判所に審査を求める申し立てを行いました。
米国で超音速旅客機の開発に向けた動きが本格化してきた。航空宇宙大手ロッキード・マーチンが4月はじめ、航空宇宙局(NASA)から超音速ジェット機の実験機開発を受注したのをはじめ、新興企業による開発も進んでいる。低騒音化の技術が成功の鍵を握る。