東日本大震災の発生から9年となる11日、津波などで多くの人が犠牲になった被災地では祈りをささげる人たちの姿が見られました。
東日本大震災の発生から9年となる11日、津波で大きな被害を受けた岩手県の沿岸部では、警察などが海岸周辺で行方が分からない人たちの一斉捜索を行っています。
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、政府は各省庁が保有しているマスクのうち、250万枚余りを民間に提供する方向で検討しています。
東日本大震災で大きな被害が出た岩手県宮古市重茂半島の漁港では去年10月の台風でも被害が出ましたが、漁業者はふだん通り、養殖ワカメの加工作業を行っていました。
神奈川県は、新型コロナウイルスへの対策として、迅速に結果が分かる検査方法など先端的な技術の開発に充てる資金をふるさと納税の制度で募る取り組みを始めました。
岩手県陸前高田市の広田町の大野海岸では朝日が昇るとともに海に向かって祈る人の姿が見られました。
北海道標茶町は大雨と雪どけで釧路川が増水している影響で、釧路川に流れ込むオモチャリ川があふれるおそれがあるとして、午前6時すぎ、町内の一部の地区に出していた避難勧告を避難指示に切り替えました。
東日本大震災の津波でおよそ200人の住民が犠牲となった仙台市若林区の荒浜地区では、朝早くから祈りをささげる遺族の姿がありました。
東日本大震災をもたらした巨大地震の余震域では、この3年余りの間、津波を引き起こすような地震は発生していませんが、今も地震の多い状態が続いています。気象庁は、引き続き津波を伴う大地震に備えるよう呼びかけています。
春闘は11日集中回答日を迎え、大手企業の経営側から労働組合に対して一斉に回答が示されます。新型コロナウイルスの感染拡大で景気の先行きに対する不透明感が一段と増す中、鉄鋼大手がベースアップに相当する賃金の改善を見送るなど、企業によっては厳しい回答を示すところも出る見通しです。