【Science View】 17.06.2020 23:00 Sankeibiz Ja 「体細胞クローン技術」は、除核した卵子に体細胞の核を移植することで個体を再生する生殖工学技術である。この技術により作出された体細胞クローンマウスは一見正常に見えるが、出生前、胎盤が大型化するなどの異常が必ず生じ、そのことが胎児の成長を妨げていると考えられてきた。しかし、体細胞クローン動物が誕生した1990年代後半以来、胎盤異常が起こる原因は謎だった。