民主党の岡田克也、維新の党の松野頼久両代表は26日午後に会談し、両党の合流に正式に合意する文書を取り交わす。文書には民主党が維新を吸収する形で3月中の新党結成を目指すことや、夏の参院選後の代表選実施、党名や綱領の変更を検討する「新党協議会」の新設などを盛り込む。結党大会は3月20日ごろを軸に調整しており、党名は最終的に「民主」を残すことが有力視されている。
中南米で流行するジカ熱の感染者が25日、日本でも確認された。政府は同日夜、関係省庁対策会議を開き、国と自治体、医療機関が一体となって予防や感染防止に取り組む方針を確認した。ジカ熱は感染者を刺した蚊が別の人を刺すことで感染が広がるため、日本に蚊がいない今の時期は国内で感染が拡大する恐れは低い。しかし、空港などの水際で発見するのが難しいため、国内での感染を防ぐには自治体による蚊の駆除や医療機関による患者の発見が重要となる。
慰安婦問題の解決に関する昨年末の日韓合意を問題視する韓国の弁護士団体「民主社会のための弁護士会」(民弁)は25日、尹炳世外相を相手取り、交渉過程の文書に関する情報公開請求訴訟を29日にソウル行政裁判所に起こすと明らかにした。聯合ニュースが伝えた。
25日午後7時50分ごろ、千葉市美浜区新港のコンビニエンスストア「ファミリーマート美浜ニューポート店」の入り口近くにワゴン車が衝突して停車。ガラスが割れるなど、店舗の一部が破損した。店内には従業員や買い物客など数人がいたが、けが人はいなかった。
厚生労働省と川崎市は25日、ブラジルに滞在し帰国した川崎市の男子高校生が「ジカ熱」に感染していることが確認されたと発表した。中南米での流行拡大以降、国内で感染者が確認されたのは初めて。過去には2013~14年、海外で感染し帰国後に発症した日本人が3人いる。
来日中のロシア上院のクリモフ外交委員会副委員長は25日、プーチン大統領側近であるマトビエンコ上院議長が今年後半の訪日を検討していると明らかにした。首相官邸で世耕弘成官房副長官と会談後、記者団に語った。
欧州連合(EU)は25日、ブリュッセルで内相理事会を開いた。トルコからギリシャへ流入する難民や移民が依然多い中、オーストリアやバルカン半島諸国が難民らの入国を制限する方向へ向かっている。滞留する難民らにギリシャが対応しきれず、人道危機が一層深刻化する懸念が強まっている。