Новости за 05.12.2016

　「交通事故で親を失った子供たちを支援しよう」。昭和４５年、万博開催に沸く大阪で、一人の大学生が道行く人に募金を呼びかけていた。９年前に５８歳で世を去った、山本孝史さんの若き日の姿である。がんと闘いながら、参院議員としてがん対策基本法の成立に尽力した。

　注目されるトランプ次期米大統領の対中国政策が垣間見えた。

　韓国の検察庁は、法と証拠のみに基づく判断を下してきたと胸を張れるか。これを疑わせるメモが公表された。事実なら今起きている国を揺るがす混乱も同根のものといえる。国の安定を取り戻すためにも、韓国の司法は法の支配の原則に立ち返るべきだ。

　東京都知事選で党の方針に反して小池百合子氏を支援し、自民党都連から離党勧告処分を受けた区議７人は５日、都連から求められていた、考えをまとめた文書の提出を拒否すると決めた。都連の下村博文会長に同日夜、伝えた。

　Ｊ３盛岡は５日、神川明彦監督（５０）が契約満了に伴い、退任することを発表した。後任は未定。

　現職首相として初めて米ハワイの真珠湾を訪問すると発表した安倍晋三首相。識者はこれをどう見るか。

　広告代理店最大手の電通が６日に取締役会を開き、インターネット広告事業を巡る不正請求で低下した信頼を回復するための経営体制を協議することが５日、分かった。担当役員らの責任明確化が焦点となる。

　スポーツ仲裁裁判所（ＣＡＳ）は５日、国際サッカー連盟（ＦＩＦＡ）から科された６年の活動停止処分の取り消しを求めた前ＦＩＦＡ会長、ゼップ・ブラッター氏の申し立てを棄却する裁定を下した。

　安倍晋三首相（自民党総裁）は５日夜、高村正彦副総裁や二階俊博幹事長ら党幹部と都内で会食し、この日で在職日数を抜いた中曽根康弘元首相（９８）との思い出話に花を咲かせた。

　お笑いコンビ「くりぃむしちゅー」の有田哲平さん（４５）が、５日放送のテレビ番組で、婚姻届を提出したことを明らかにした。結婚相手は年下で、２年ほど交際してきたという。

　区割り審の論議の行方に対し、地方からは「地方の声が国政に反映されにくくなる」（蒲島郁夫熊本県知事）、「選挙区を減らすことに反対」（達増拓也岩手県知事）など懸念の声も挙がる。とりわけ関心を寄せるのが東日本大震災での東電福島第１原発事故に伴い、多くの住民が避難生活を続ける福島県だ。