「予想外」「番狂わせ」の文字がメディアに躍った。英国や米国などで、協調や統合路線、寛容な政策にノーを突きつける民意が示された。いわゆる反既存政治、反グローバリズムの旋風が吹き荒れた一年だった。
幸せに生きる心構えをつづりベストセラーとなった「置かれた場所で咲きなさい」の著者で、岡山市の学校法人ノートルダム清心学園の理事長、渡辺和子(わたなべ・かずこ)さんが30日、死去した。学園関係者が明らかにした。89歳。北海道旭川市出身。死因などは不明。
打たれ強く「タフボーイ」とも形容される元世界王者の河野をいとも簡単に沈めた。井上にとって世界戦では初めての日本人対決。文句なしのTKO決着に「すっきり終われました」とさらりと言ってのけた。
サッカー元日本代表で中心選手として活躍したラモス瑠偉氏(59)が脳梗塞と診断されたと自身の公式サイトで30日、明らかにした。29日に体調不良を訴え医療機関で検査を受けたという。「どれほどの休暇期間を要するか未定」としている。
ルーマニアのヨハニス大統領は30日、中道左派の社会民主党が推す西部ティミショアラの元副市長ソリン・グリンデアヌ氏(43)を首相候補に指名し、組閣を命じた。ロイター通信などが伝えた。
30日午後5時半ごろ、北海道新ひだか町静内旭町1丁目の町道で、近くに住む無職、紙富子さん(82)が乗用車にはねられ、全身を強く打って死亡した。静内署は、車を運転していた新ひだか町内の無職男性(33)から、事故の状況について事情を聴いている。
12月31日をもって解散するSMAPの木村拓哉(44)が30日、パーソナリティーを務めるTOKYO FM「木村拓哉のWhat’s UP SMAP!」(金曜後11・0)に出演、番組の最後に一言「ありがとう SMAP」と感謝の言葉を述べた。同番組は、来年1月以降も番組名を変更せず継続する。
144棟が燃えた新潟県糸魚川市中心部の大火の死者はゼロで、住民のけが人も避難中に転倒したり、煙を吸ったりした女性2人が軽いけがを負っただけにとどまった。人的被害が少なかったのは、屋内に設置された防災行政無線の受信機が威力を発揮したことが大きい。普段から顔の見える付き合いをしている住民同士のつながりの強さも非常時に生きた。
宮沢みきおさん一家の墓地や自宅前では30日、遺族や捜査員が献花などを行い、家族の冥福と事件の解決を願った。4人が眠る埼玉県新座市の霊園では、みきおさんの母、節子さん(85)が墓前を訪れて手を合わせた。節子さんは「自分の年齢を数えると、ずいぶん時間がたってしまった。なぜ4人もの命を奪ったのか、理由が知りたい。犯人は自首してほしい」と思いを話した。
30日午後3時半ごろ、北海道安平町早来源武の道道で、厚真町美里、無職、阿部栄光さん(82)の軽トラックが、千歳市駒里、農業、芦谷津芳さん(54)の乗用車と正面衝突した。苫小牧署によると、軽トラックの助手席にいた阿部さんの妻、時子さん(79)が死亡し、阿部さんも骨盤を折る重傷。乗用車の4人は、いずれも軽傷のもよう。
釜山の日本総領事館前の路上に設置された慰安婦像を「不法だ」として2日前に撤去した地元自治体が、一転して像の設置を許可した。背景には、歴史認識の問題では日本には妥協できないという世論の圧力を前に政府や自治体は無力だという韓国の現実がある。
第58回日本レコード大賞(日本作曲家協会など主催)は30日、西野カナさん(27)の「あなたの好きなところ」に決まった。西野さんは初受賞。
中国共産党中央規律検査委員会は30日、スパイやテロ活動の防止を担う国家安全省の馬建次官が巨額の賄賂を受け取ったとして党籍の剥奪を決定し、今後司法機関が刑事事件として処理すると発表した。