（セ・リーグ、阪神４－３広島、１回戦、阪神１勝、１０日、甲子園）広島・薮田和樹投手（２５）が１０日、阪神戦（甲子園）に先発して自己ワーストの８四球を与えるなど５回１／３を４安打３失点。勝敗は付かなかったが、制球難で先発ローテ剥奪の可能性が浮上した。「ストライクを入れようとしましたが…。力がない。練習あるのみです」。２ー０の四回二死から四球後、梅野の中堅へ適時二塁打。２点差の六回一死にはこの日３度目の２者連続四球を与えて降板となった。５回３失点で今季初勝利をマークした３日のヤクルト戦（神宮）でも７四死球を与えている右腕について、畝投手コーチは「無駄な四球が多い。そこまでは…」と話すにとどめた。
自民党麻生派（志公会）会長の麻生太郎副総理兼財務相と二階派（志帥会）会長の二階俊博幹事長が１０日夜、都内のステーキ店で会食し、９月の党総裁選で安倍晋三首相（党総裁）の３選を支える方針を確認した。ただ、両氏は「呉越同舟」ともいえる関係にあり、腹の探り合いになったとみられる。岸田派（宏池会）と石原派（近未来政治研究会）も同日、都内の日本料理店で会合を開いた。
民進党と希望の党は１０日、５月上旬の結成を目指す新党の党首に関し、大塚耕平、玉木雄一郎両代表を暫定的な「共同代表」に据える方向で調整に入った。通常国会後に代表選を実施する運びだ。公文書管理に関する不祥事が相次ぐ中、国会論戦での政権追及に集中すべきだと判断した。
北朝鮮による拉致問題の解決を目指す超党派の拉致議連は１０日、役員会を開き、新会長に議連幹事長の古屋圭司衆院議院運営委員長を選出した。古屋氏は１１日に国会内で開く議連総会での承認を経て正式に就任する。拉致議連は平沼赳夫元経産相が会長を務めていたが、昨年１０月の衆院選で政界を引退。５カ月以上、会長は空席だった。平沼氏は議連の相談役に就く。
サッカー・女子アジア・カップ第４日（１０日、アンマン）２０１９年女子ワールドカップ（Ｗ杯）フランス大会予選を兼ねて行われ、１次リーグＢ組の第２戦で前回覇者の日本代表「なでしこジャパン」は韓国に０－０で引き分けた。１勝１分けで勝ち点４とし、１３日の１次リーグ最終戦の豪州戦で８大会連続の出場権獲得を目指す。
西武の連勝を止めた。ロッテの石川は強力打線に臆することなくポーカーフェースを貫く。的を絞らせない投球で、七回途中まで３安打１失点の好投。今季２勝目を手にした２９歳は「一人一人丁寧に投げられた」と安（あん）堵（ど）の笑みを浮かべた。
２０分、日本は韓国守備陣の中央に阪口がボールを供給。岩渕、菅沢とつなぎ、川澄がミドルシュート。相手ＤＦにブロックされるものの、疲れが見え始めた韓国を徐々に押し込み始めた。
上原が巨人復帰後初めて打ち込まれた。１点リードの八回にマウンドに上がり、５本の長短打を浴びた。１死しか取れず、３失点で負け投手に。「どうしても抑えたい気持ちが空回りした。巨人のペースだったのに自分が壊してしまった」と肩を落とした。
亀井静香元金融担当相は１０日のＢＳフジ番組で、５月に北朝鮮を訪問する方向で調整していると述べた。「最高幹部」と会談するとした上で「（訪朝計画は）安倍晋三首相とそれなりに話をしながらやっている」と語った。
米ホワイトハウスは１０日、ボサート大統領補佐官（国土安全保障・テロ対策担当）が辞任したと発表した。理由は明らかにされていないが、米ブルームバーグ通信は関係者の話として、９日に就任したボルトン大統領補佐官（国家安全保障担当）がボサート氏の辞任を要求したと伝えた。ボサート氏はトランプ政権の重要懸案である国境管理問題や、北朝鮮などからのサイバー攻撃対策を統括する立場にあり、トランプ大統領の有力側近の一人とされてきた。
将棋の最年少プロ、藤井聡太六段（１５）は１０日、東京・千駄ケ谷の将棋会館で行われた竜王戦５組ランキング戦準々決勝で先手の阿部光（こう）瑠（る）六段（２３）に勝ち、準決勝進出を決めた。