【産経抄】6月14日
長編ノンフィクション『いつかの夏』(KADOKAWA)は、読むのがつらい。平成19年に名古屋市で会社員の磯谷(いそがい)利恵さん=当時(31)=が、3人の男に拉致、殺害された事件を題材としている。
長編ノンフィクション『いつかの夏』(KADOKAWA)は、読むのがつらい。平成19年に名古屋市で会社員の磯谷(いそがい)利恵さん=当時(31)=が、3人の男に拉致、殺害された事件を題材としている。
東海道新幹線「のぞみ号」の車内で乗客の男が突然、刃物を振り回し、男性1人が死亡、女性2人が負傷した。亡くなった男性は、襲われた女性をかばって止めに入り、切りつけられた。男性の勇敢な行動がなければ、被害はさらに拡大した可能性もあった。