【主張】安倍首相の訪中 米中新冷戦踏まえた対応を
習近平国家主席の中国は、自由で開かれた国際秩序の護持者では決してない。軍事力や経済力を振りかざして、国際ルールを顧みずに自国に都合の良い秩序を作ろうとしている。「力による現状変更」を目指す国の典型である。
習近平国家主席の中国は、自由で開かれた国際秩序の護持者では決してない。軍事力や経済力を振りかざして、国際ルールを顧みずに自国に都合の良い秩序を作ろうとしている。「力による現状変更」を目指す国の典型である。
2015年に第2次探検隊として水星に降り立った2人の宇宙飛行士は、たちまちトラブルに巻き込まれる。太陽熱から身を守るために必要な物質を取りに行ったロボットが、戻ってこない。10年前に第1次探検隊が残していった、旧型ロボットとともに捜索に向かう。
モデルで女優、馬場ふみか(23)、佐野ひなこ(24)、久松郁実(22)が21日、東京都内でテレビ朝日系ドラマ「深夜のダメ恋図鑑」の女性限定イベントに出席した。
公明党の遠山清彦幹事長代理は21日夜、那覇市長選で党が推薦した無所属の元県議、翁長(おなが)政俊氏(69)が敗れたことについて「非常に残念な結果だ。沖縄県知事選の流れを変えることができなかった。力が及ばなかった」とコメントした。
一瞬の沈黙の後、下村脩さんはこう続けた。「支えも何も。やるしかありませんでしたから」 10年前の10月8日。ノーベル化学賞受賞が決まったとの知らせを早朝に受け、米マサチューセッツ州に住んでいた下村さんのもとに当時駐在していたニューヨークから駆けつけた。
那覇市長選でオール沖縄系の現職が勝利したことで、沖縄県の玉城(たまき)デニー知事は米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に反対する姿勢を強めるとみられる。政府は移設に向けた手続きを進めているが、知事選、豊見城市長選に続く自民党系候補の敗北で、世論が大きく「反辺野古」に傾く可能性もある。
「列車が突然、加速したように感じたら、すぐにひっくり返った」。台湾北東部・宜蘭(ぎらん)県で21日、台湾鉄道(台鉄)の特急が脱線し、多数の死傷者が出た事故。横倒しになった車両に乗っていた女性は、事故の様子を台湾のテレビ局「三立電視」に語った。
任期満了に伴う埼玉県の草加市長選と同市議選(定数28)は21日告示され、市長選はいずれも無所属の新人で、元市議の浅井昌志氏(58)=自民、公明推薦=と、NPO法人代表理事の福田誠一氏(54)が立候補し、新人同士の一騎打ちとなった。投開票日はともに28日。
任期満了に伴う埼玉県三郷市長選は21日に投開票され、無所属で現職の木津雅晟氏(72)=自民、公明推薦=が、無所属の新人で元市議の西村繁之氏(66)を大差で破り、4選を果たした。
西日本豪雨で甚大な被害を受けた岡山県倉敷市真備町で21日、ボランティアらが泥水で汚れた写真を洗浄する活動を行った。7月の豪雨から3カ月半が経過し、被災者が生活再建に向けて動き出す中、思い出の修復にも目が向けられている。
滋賀県長浜市神前町の住宅で20日午後、住人の無職、北本雅有さん(81)が背中を刺されて死亡しているのが見つかった事件で、近隣住民らが玄関先にいる北本さんを20日朝に目撃していたことが21日、分かった。滋賀県警長浜署は、北本さんがその時間帯以降に殺害されたとみて捜査。22日にも司法解剖し、死因や死亡時期の特定を急ぐとともに、周辺で不審な人物が目撃されていないかなどを調べている。
24日召集の臨時国会を前に、早くも会期延長論が浮上している。12月10日まで48日間の会期を予定するが、安倍晋三首相の外交日程が立て込み、審議日程は窮屈だ。焦点となる外国人労働者の受け入れ拡大に伴い新しい在留資格を設ける出入国管理法改正案をめぐり、野党は徹底抗戦する構えで、与党は難しい国会運営を強いられる。
2020年度から小学校で必修化されるプログラミング教育に、関西の企業が熱い視線を送っている。ITに関わる人材の育成につながることに加え、プログラミング教育関連の市場が急拡大する見通しがあるからだ。異業種も巻き込み、企業の取り組みが加速している。
レスリングの世界選手権第2日は21日、ブダペストで男子フリースタイルの4階級が行われ、57キロ級で2連覇を目指す高橋侑希(ALSOK)と65キロ級で初出場の19歳、乙黒拓斗(山梨学院大)、92キロ級の松本篤史(警視庁)が準決勝に進んだ。
21日午後6時31分ごろ、鹿児島県屋久島町の口永良部島・新岳でごく小規模な噴火が発生した。気象庁によると、有色の噴煙が火口から100メートルの高さまで上がった。噴火の発生は平成27年6月19日以来。
プロ野球のクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ(6試合制)は21日、パ・リーグの第5戦がメットライフドームで行われ、レギュラーシーズン2位のソフトバンクが10年ぶりにリーグを制した西武を6-5で下し、3連勝で対戦成績を4勝1敗として2年連続18度目(南海、ダイエー時代を含む)の日本シリーズ進出を決めた。最優秀選手には柳田(ソフトバンク)が選ばれた。
21日午後5時ごろ、香川県坂出市加茂町の市道で、火災現場に向けて緊急走行していた小型消防車が横転し、道路脇の土手に転落した。運転していた消防団員の男性(53)が頭部打撲の軽傷を負った。
大阪市を廃止して特別区を置く「大阪都構想」導入による「経済効果」の試算結果の扱いをめぐり、各党の攻防が激しさを増している。都構想実現による歳出削減額が「10年間で『最大約1.1兆円』」とした結果について、都構想の設計図(協定書)を話し合う法定協議会で議題にしたい大阪維新の会に対し、他会派から「調査手法に問題が多く、信頼できない」などの批判が続出。23日の法定協代表者会議で結論が出る見込みだが、先行きは不透明だ。
国民的な人気を博した卓球女子の福原愛(29)が21日、第一線から退くことを発表した。かつて、“根暗のスポーツ”などと揶揄(やゆ)された卓球を一躍人気スポーツへと押し上げた功労者は空前の卓球ブームの中、「もう私が卓球界を引っ張っていかなくても大丈夫」との思いからラケットを置く決意をした。
来春のセンバツ大会の出場校を決める重要な資料となる秋季高校野球関東大会の第2日。桐蔭学園(神奈川)が7-5で常総学院にサヨナラ勝ちした第3試合で2つの“珍事”が起こった。
安倍晋三首相は25日から3日間の日程で中国・北京を訪問し、26日に習近平国家主席、李克強首相との首脳会談に臨む。日本の首相の訪中は、国際会議への出席を除けば平成23年12月の野田佳彦首相(当時)以来、約7年ぶり。日中の関係改善は、安倍首相が厳しい対中姿勢を一貫して維持する中で進んでおり、日本側も手応えを感じている。首脳会談では、対北朝鮮制裁をめぐるスタンスの違いなどが焦点となる。
Tリーグの開幕が近づき、今までと違う立場で卓球と向き合うようになり、最近ようやく自分の中で答えが見つかった。私は選手としての立場をここで一区切りつける。
【コルカタ=森浩】アフガニスタンで20日、8年ぶりとなる下院選が実施され、一部投票所では21日も投票が続いた。選挙に反対するイスラム原理主義勢力タリバンなどの武装勢力が投票を狙ったテロを展開。内務省によると、2日間で少なくとも47人が死亡し、100人以上が負傷した。
緑色蛍光タンパク質(GFP)の発見で2008年のノーベル化学賞を受賞したボストン大名誉教授の下村脩(しもむら・おさむ)氏が19日、長崎市内で老衰のために死去した。90歳。葬儀は近親者のみで行われた。