中国がミャンマーにワクチン50万回分を提供 反中感情の緩和狙う
【北京=三塚聖平、シンガポール=森浩】中国がミャンマーに無償提供した新型コロナウイルスのワクチン50万回分が3日までに、最大都市ヤンゴンに到着した。ミャンマーでは、国軍によるクーデター後に反中感情が強まっており、中国はワクチン支援を通じてイメージを改善させる狙いがあるとみられる。
【北京=三塚聖平、シンガポール=森浩】中国がミャンマーに無償提供した新型コロナウイルスのワクチン50万回分が3日までに、最大都市ヤンゴンに到着した。ミャンマーでは、国軍によるクーデター後に反中感情が強まっており、中国はワクチン支援を通じてイメージを改善させる狙いがあるとみられる。
訪英中の茂木敏充外相は3日午前(日本時間同日午後)、ロンドンでブリンケン米国務長官と会談した。バイデン政権の北朝鮮政策の見直しを踏まえ、国連安全保障理事会決議に従って北朝鮮の完全な非核化が実現するよう日米で緊密に連携していくことを確認した。中国に対しては、東・南シナ海での一方的な現状変更の試みに強く反対し、サプライチェーン(調達網)など経済面の課題についての対応の必要性も再確認した。