新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言が東京や大阪など9都道府県で解除され、飲食店での酒類提供が再開されてから28日で1週間がたった。東京や関西圏の繁華街では、解除前から増え始めていた人出がさらに増加。インドに由来する感染力の強い「デルタ株」の確認例も増え続けており、感染再拡大(リバウンド)の傾向が収まる気配はみられない。
新型コロナウイルスの「後遺症」は海外でも多数確認されている。英国の大学は患者の3人に2人以上が症状の長期化に悩まされているとの研究結果を発表。ワクチン接種で症状が改善したとの報告もあり、感染予防にとどまらない副次的効果も注目される。
倦怠感や息切れ、味覚障害…。新型コロナウイルスに感染後、長期間にわたってさまざまな症状に苦しむ人は多い。世界各国が直面している「後遺症」に明確な基準や確立した治療法はなく、人々の日常生活に影を落とす。国を挙げた支援を求める声が高まっている。
最低賃金をめぐる協議が中央最低賃金審議会(厚生労働相の諮問機関)で始まった。昨年同様、新型コロナウイルス感染拡大が経済に影響を及ぼす中、水準維持を訴える使用者側と、大幅引き上げを求める労働者側が激論。今年は菅政権が増額に意欲を示す。日本商工会議所の三村明夫会頭(80)と、連合の神津里季生会長(65)から話を聞いた。
【難読漢字】「作麼生」って読めますか?使えるとかっこいい
飛行隊長・菅野直をはじめ、漫画やアニメで描かれ、現代の若者から脚光を浴びるようになった「第三四三海軍航空隊」。部隊を率いた源田實司令は英雄として名高いが、果たしてその実像は……。虚実ないまぜに語られる「三四三空」の真の姿に迫る。
飛行隊長・菅野直をはじめ、漫画やアニメで描かれ、現代の若者から脚光を浴びるようになった「第三四三海軍航空隊」。部隊を率いた源田實司令は英雄として名高いが、果たしてその実像は……。そして、司令を支えた飛行長・志賀淑雄。第1回は、二人の物語を通して「三四三空」の真の姿に迫る。
バイデン政権が打ち出した人権擁護方針にそって、万引きなど「軽犯罪」については報道しないなどお目こぼしが広まった。店の予防措置にも「人種差別」との批判が。途端に万引きは急増。大型店舗すら閉店に追い込まれる事態に。ついに、治安維持の主張が選挙などでも目立ち始めた。