平城宮跡の東院地区で大型建物跡が出土 天皇の宮殿中枢か
天皇の離宮が置かれたとされる世界遺産・平城宮跡東院(とういん)地区(奈良市)で、奈良時代後半の大型建物跡が出土し、奈良文化財研究所が30日発表した。同地区から複数出土している建物跡の中でも最大級で、天皇らの宮殿の中心建物である可能性が高い。同研究所は「当時の天皇の居住空間を知る上で重要な発見だ」としている。
天皇の離宮が置かれたとされる世界遺産・平城宮跡東院(とういん)地区(奈良市)で、奈良時代後半の大型建物跡が出土し、奈良文化財研究所が30日発表した。同地区から複数出土している建物跡の中でも最大級で、天皇らの宮殿の中心建物である可能性が高い。同研究所は「当時の天皇の居住空間を知る上で重要な発見だ」としている。