青森 深浦町 大雨で孤立状態の2地区のうち1地区で解消

青森県深浦町によりますと、大雨による土砂崩れなどの影響で孤立状態になっていた2つの地区のうち、長慶平地区では町道を覆っていた土砂や倒木が撤去されて通行できるようになり、11日午後0時40分に孤立状態が解消されました。取り残されていた19世帯35人の中に体調を崩した人はいないということです。ただ、地区全域で停電が起きているほか、停電の影響で一部の世帯では地下水をくみ上げることができない状態が続いているということです。今のところ地区の外への避難を希望する人はいないということですが、町では今後、希望があった場合に備えて、役場などで受け入れる準備を進めています。一方、町内の追良瀬にある松原地区の18世帯31人は依然、孤立状態が続いています。