【産経抄】孔子が説く失敗学のすすめ 1月8日
航空業界は昨年、大変な偉業を成し遂げた。オランダにある国際機関によると、全世界で発生した死者を伴う航空機事故は10件あり、44人が死亡している。ジェット旅客機の死亡事故はゼロだった。
航空業界は昨年、大変な偉業を成し遂げた。オランダにある国際機関によると、全世界で発生した死者を伴う航空機事故は10件あり、44人が死亡している。ジェット旅客機の死亡事故はゼロだった。
大人の仲間入りをした「はたち」の皆さんにまずは、「成人の日おめでとう」とお祝いを申し上げたい。その上で改めて問うてみたい。大人と子供とは何歳で区別されるのだろうか、と。
森林の保全などに充てる「森林環境税」が2024年度に導入される。市町村の住民税に1人あたり年間1千円を上乗せ徴収し、放置されたままのスギやヒノキといった民間の人工林の間伐などに活用するという。
寺田逸郎長官と司法修習同期で、平成28年7月まで最高裁判事を務めた山浦善樹弁護士(71)は「司法が国民との関係でどうあるべきか、国民にとっての分かりやすさ、ということを寺田さんはずっと考えてきたと思う」と話す。
最高裁の寺田逸郎長官(69)が8日、定年退官する。約3年9カ月の在任期間中、10事件が大法廷で審理され、女性の再婚禁止期間を短縮する法改正や衛星利用測位システム(GPS)捜査の中断につながる判断を示すなど、国民生活に大きな影響を与えた。退官に際しては「個別の裁判の質問には答えられない」などとして慣例の記者会見を実施しない異例の対応をとる。
人間の感情のなかでもコントロールするのがやっかいな「怒り」。なかには感情にまかせて大声を出したり、物を壊したり、暴力をふるったりする人も。そんなとき、相手が「ここまで怒らせるお前が悪い」と言ってきた場合、あなたはどう考えるだろうか。
東日本大震災による東京電力福島第1原発事故の影響で、町外で行われていた成人式が7日、7年ぶりに福島県浪江町内で開かれた。浪江中学校を卒業し、東洋大に通う山本幸輝さんが新成人を代表して「生まれ育ったこの場所で成人式を迎えることができ、幸せに感じている。友人たちとの変わらない絆があれば町の復興を果たすことができる」と力強く誓いの言葉を述べた。
JR北海道は7日、網走発札幌行き特急オホーツク2号が同日午前、運転士の居眠りや意識喪失による事故を防ぐ緊急列車停止(EB)装置のスイッチが切れた状態で走行していたと明らかにした。状況から走行距離は約47キロとみられる。
ヒット曲「夢見るシャンソン人形」などで知られるフランスの女性歌手フランス・ギャルさんが7日、乳がんのためパリ郊外の病院で死去した。70歳だった。フランスのメディアが伝えた。
政府は、中南米に移住した日系人を対象に、生活状況や対日感情を尋ねる実態調査を実施する。日系人が最も多く住むブラジルへの集団移民開始から今年で110年の節目となるのを踏まえた。政府関係者が7日明らかにした。6世まで世代交代が進み、日本への親近感が薄れつつあるとされる日系人の現状を分析、公開して日本との関係を再構築するのが狙いだ。
21年ぶりの優勝を狙う鎮西が総体覇者の貫禄を見せつけた。第3セット中盤、この試合で24得点をたたき出した鍬田憲伸主将(3年)が左足をつるアクシデントに見舞われたが、もう一人のエース、水町泰杜(1年)が強烈なスパイクでしっかりと穴を埋めた。
【カイロ=佐藤貴生】サウジアラビア政府が負担してきた王族の光熱費の支払いを停止する方針を示し、王子11人が首都リヤドの宮殿で抗議の座り込みを行い、社会秩序を乱したとして逮捕された。欧米メディアが6日、伝えた。
【シンガポール=吉村英輝】ミャンマー西部ラカイン州で国軍の車両が武装集団に襲われる事件があり、昨年8月に治安当局と衝突したイスラム教徒少数民族ロヒンギャの武装集団の中核組織「アラカン・ロヒンギャ救世軍」(ARSA)が7日、犯行声明を出した。
【ソウル=名村隆寛】韓国統一省によると、北朝鮮は7日、板門店で9日に予定される南北高官級会談に向け、対南窓口機関、祖国平和統一委員会の李善権(リ・ソングォン)委員長を団長とする5人の代表団の名簿を提示した。
【リマ=住井亨介】恩赦を受けたペルーのフジモリ元大統領の長女でフジモリ派政党「フエルサ・ポプラル」の党首、ケイコ氏と、同党所属議員で次男のケンジ氏との対立が鮮明化している。ケンジ氏が恩赦にあたり、汚職疑惑をめぐる罷免を回避したかったクチンスキ大統領と取引したとされることを同党が公式声明で批判。ケンジ氏らはこれまで「党内分裂の元凶」とされる側近を重用するケイコ氏を非難しており、両者の対立が党分裂に発展するとの見方が強まっている。
【リマ=住井亨介】ペルー政府から恩赦を受けて自由の身となり、首都リマ市内で借りた高級住宅で療養しているフジモリ元大統領を見舞った女性が6日、産経新聞の取材に応じ、「フジモリ氏はとても幸せそうだが、まだ気持ちが落ち込み、鬱状態から回復していない」と様子を語った。
平昌五輪の観戦チケットの日本での売れ行きが好調だ。人気種目の観戦ツアーは応募が予定数を超え、2020年東京五輪・パラリンピックを控え関係者の最後の視察機会となることから法人・団体需要も旺盛。開幕を1カ月後に控え、旅行業界は活気づいている。
G.G.佐藤の登録名で西武などで活躍した佐藤隆彦氏(39)が7日放送のテレビ朝日系「ビートたけしのスポーツ大将 特別編」(日曜後6・30)に出演。2008年北京五輪で野球日本代表の監督で4日に亡くなった星野仙一さんとのエピソードを語った。佐藤氏は、北京五輪に本来の右翼手ではなく、左翼手でレギュラーとして起用されたが、宿敵・韓国との準決勝で2失策。翌日の米国との3位決定戦では平凡なフライを落球。すべて失点に絡み、4位に終わった星野ジャパンで“戦犯”扱いされた。