【主張】「３・１１」を前に 避難に徹する意識確認を
東日本大震災から８年になる。
東日本大震災から８年になる。
「視覚に訴えるものがない。千年先、いや、１００年周期で来るかもしれない大災害を次世代に伝えていくには言葉だけでは難しい」。７００人以上が犠牲になった宮城県名取市の閖上地区で語り部として活動する佐々木清和さん（５２）は言う。
大阪都構想の賛否を問う住民投票を実施するかどうかをめぐって、昨年１２月から続いてきた大阪維新の会と公明党との駆け引きに７日、終止符が打たれた。大阪市役所で同日開かれた都構想の法定協議会。維新側は会合の最後に１１月の住民投票実施を明記した工程案を示し、採決が行われたが、公明などの反対多数で否決。維新と公明の交渉は名実ともに決裂した。平成２９年６月の設置以来、計２３回に及んだ協議はこれで白紙に。維新の看板政策である都構想については、４月に行われる一連の選挙戦で再び民意を問う形になる。
法定協議会での工程案の否決を受け、知事・市長が共に辞職し、入れ替わって市長選、知事選に挑むダブル選が行われることが確定的となった。大阪都構想に反対する他会派からは批判が噴出した。
【ベルリン＝宮下日出男】欧州中央銀行（ＥＣＢ）は７日、定例の理事会をドイツ・フランクフルトで開き、「マイナス金利」を実施している政策金利の現行水準について「少なくとも年内」は維持することを決めた。「少なくとも夏まで」とした従来方針からの転換。年内の利上げを断念し、先送りした。
住民投票の実施時期をめぐり、維新と公明は昨年末から対立。一時は歩み寄りの動きもみられたが、実施時期の確約を求めた維新に対し、公明が拒否したことから再び決裂状態となっていた。
バドミントンの全英オープン第２日は７日、英国のバーミンガムで各種目の２回戦が行われ、シングルスで女子の山口茜（再春館製薬所）はデンマーク選手をストレートで下し、準々決勝に進んだ。大堀彩（トナミ運輸）は世界ランキング４位の陳雨菲（中国）に１－２で敗れた。
市幹部への暴言が発覚して辞職した兵庫県明石市の泉房穂（ふさほ）前市長（５５）は７日、市内で支援者向けに開いた集会で「明石のためにもう一度頑張りたい」と述べ、１０日告示、１７日投開票の同市長選に立候補する意向を明らかにした。
日本一高いビル「あべのハルカス」（大阪市）の空中庭園で７日、ディスコイベント「ＨＡＲＵＫＡＳＵ ＳＫＹ ＤＩＳＣＯ」が始まった＝写真（須谷友郁撮影）。８日まで。
この壁を食べてみませんか－。都交通局は、都営地下鉄の駅の壁や天井のタイルをモチーフとしたチョコレート「Ｔｏｅｉ Ｄ?ｔａｉｌ（都営ディテール）」を１１日から１７日の期間限定で発売する。ショコラティエの三枝俊介氏が監修した本格チョコで、インターネット上では早くも「ユニーク」「ほしい」などと話題となっている。
アイドルグループ「ＡＫＢ４８」や「ＮＧＴ４８」を運営するＡＫＳは７日、今村悦朗・前ＮＧＴ４８劇場支配人との契約を解除し、細井孝宏・ＡＫＢ４８劇場支配人を退任させると発表した。
衆院は７日の本会議で、無所属の本村賢太郎衆院議員（比例南関東）の辞職願を許可した。旧希望の党の比例名簿に基づき、谷田川元・元衆院議員が近く繰り上げ当選する。本村氏は４月７日投開票の相模原市長選に出馬を表明している。
立憲民主党は７日、国民民主党を除籍処分になった藤田幸久参院議員（茨城選挙区）の同党会派入りを参院事務局に届けた。国民民主党も藤田氏の会派離脱届を提出した。藤田氏の移籍が実現した結果、参院会派の所属議員は立憲民主が２８人、国民民主は２７人になり、立憲民主が野党第１会派に復帰した。今後、与党との交渉窓口役を担う。
欅坂４６・長濱ねる（２０）が７日、自身のブログを更新。「今日は、皆様へ大切なご報告があります」と切り出し、「８枚目のシングルをもちまして私は欅坂４６を卒業します」と報告した。
何ともいえない後味の悪さだ。アニメ「妖怪ウォッチ」の主題歌「ようかい体操第一」でＮＨＫ紅白歌合戦にも出場した「Ｄｒｅａｍ５」（活動終了）の元メンバー、重本ことり（２２）が４日、芸能界引退を表明したのだが「もう嘘だらけの芸能界に夢とか未練はありません」と捨てぜりふを残していったのだ。
名古屋のホストクラブで、客同士のトラブルから死体遺棄事件が起きました。なぜホストクラブで、女性客同士が揉めるのか。男性が通うキャバクラと比較しながら、検討したいと思います。
金（ゴールド）やニッケル、銅、原油など国際商品市況が好調だ。背景には米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）の利上げ停止や米中の貿易協議があるといい、専門家はこの流れが東京株式市場の株価も押し上げていると指摘する。恩恵を受ける可能性がある銘柄をピックアップした。
ベトナムの首都ハノイで２月２７、２８日に行われた米朝首脳会談は、ドナルド・トランプ米大統領が制裁解除でまったく妥協せず、北朝鮮の金正恩（キム・ジョンウン）朝鮮労働党委員長には打撃となる内容だった。
来年夏の東京都知事選をめぐり、自民党の二階俊博幹事長が、小池百合子知事（６６）が再選出馬した場合に支援する意向を示した。他に選択肢がないことを理由としたが、都政混乱ばかり目立つ現職以外に本当に候補者はいないのか。自民都連は、小池氏への「刺客」探しに本格的に乗り出した。
東京電力福島第１原発事故に伴い福島県内の除染で出た土壌処理をめぐり、国の計画が難航している。環境省は中間貯蔵開始後「３０年以内の県外最終処分の方針」を示しているが、見通しは立たず、前段階の除去土壌再生利用事業も一部が住民の反対にさらされている。南相馬市の常磐自動車道の盛り土に除去土壌を使う計画も７日夜の説明会も全員が反対、対応に苦慮している。