【産経抄】5月22日
都会の人と地方の人がレストラン「日本」で同じ料理を食べた。都会の人は千円、地方の人は200円を払い、店からは「毎度どうも」と等しく感謝され…。「一票の格差」も理屈は同じと、井上ひさしさんが昔日のエッセー『清濁併呑(へいどん)』に書いていた。
都会の人と地方の人がレストラン「日本」で同じ料理を食べた。都会の人は千円、地方の人は200円を払い、店からは「毎度どうも」と等しく感謝され…。「一票の格差」も理屈は同じと、井上ひさしさんが昔日のエッセー『清濁併呑(へいどん)』に書いていた。
国内外の心臓病の子供たちを救う「明美ちゃん基金」(産経新聞社提唱)の医療団5人が22日、ミャンマーの国立ヤンキン子供病院で医療支援を行うため日本を出発する。治療は23日から始まり、同病院の医師らと協力して心臓病の子供へのカテーテル治療を27日まで行う。ミャンマーに医療団を派遣するのは昨年9月に続き2回目。
21日午後8時50分ごろ、北海道厚真町にある石炭火力の北海道電力苫東厚真発電所で、2号機に石炭を運ぶ装置がある建屋から出火した。消防や北海道電によると、けが人はなかった。2号機は4月から点検中で運転しておらず、運転中の1、4号機に影響はないという。
シリア人権監視団(英国)のアブドルラフマン代表は21日、シリアが紛争状態に陥った2011年3月以降、アサド政権の刑務所内で少なくとも6万人が死亡したと明らかにした。政権内の情報を集計した。政権側による拷問や、刑務所での食料や医薬品の欠乏が原因という。共同通信の電話取材に語った。
2セット奪取で五輪出場が決まるイタリア戦。1-2で迎えた第4セット、24-17としながら4連続失点を喫した日本。重圧に押しつぶされそうなチームを救ったのは頼れる主将だった。
これまでも握手会で殺人未遂事件が発生するなどアイドル・芸能人が被害者となるケースは相次ぐ。インターネットでの情報発信や握手会など、ファンとの交流を重視して人気を集める近年のアイドルブーム。その一方、距離感を見失って暴走してしまう事件が増えてしまったといえる。
21日午後5時ごろ、東京都小金井市本町の雑居ビルで、通行人から「男が刃物で女性の首を刺している」と110番通報があった。警視庁小金井署員が駆けつけたところ、アイドル活動をしている東京都武蔵野市の大学生、冨田真由さん(20)が血を流して倒れており、病院に搬送されたが意識不明の重体。